■キャスターバッグ不調の巻



ダイビング器材一式は、いつもキャスターバッグで運んでいるが、使い始めて丸4年、キャスターの転がり具合が悪くなってきてしまった。 キャスターは四隅と中央とに合計5つ付いているのだが、中央と前側2つは、車輪受けが横方向に360度回転するようになっていて、方向転換しやすくなっている。 この回転車輪受けの回転がすっかり悪くなり、方向転換しにくくなってしまったのである。

改めてキャスターをまじまじと観察すると、回転車輪受けのベアリングに塗ってあったであろうグリスはとうの昔になくなり、ベアリングは錆だらけ。 しかも玉の大きさも、削れて不揃いになってしまっていた。 どうりで、引っ張ってる時「ギャーギャー」うるさいはずである。

caster.jpg
キャスターとグリス
キャスターだけ取り寄せて交換しようとも思ったのだが、結構高く付きそうだし、取りあえずグリスを塗ってみる事にした。 自転車屋や、スーパーの日曜大工コーナーには置いてなかったため、東急ハンズへと出かけてみると、なんと20種類近くもあった。 精密機器用とかの高級タイプはさておいて、お手頃な万能タイプの物を税込み357円で購入した。

早速、錆さびになったベアリングに、爪楊枝を使ってグリスをたっぷり塗り込む。 またベアリングはないのだが、回転が良くなるよう、車輪の軸のところにも塗り込んでおいた。

7/16、雲見へ出かける。 するとどうだろう。前はあんなに「ギャーギャー」うるさかったキャスターが、新品の時のように「コロコロ」と心地良い音を出してくれた。 方向転換も実にスムーズである。こんな事なら、早く気付いとくべきだった。

てゆーか(女子高生じゃないっちゅうに (^^;;)、キャスターバッグにはグリスセットが付いててもいいのでは? 小さなチューブ入りで十分で、そう高い物ではないはずである。 メーカーの皆さん、いかがでしょう?


[Home] [Back]  " My Diving Page " by Lonver at 99/08/16.