国宝『犬山城』から南に伸びる城下町

江戸時代とほぼ同じ町割りのまま残っているまち

2022年08月20日

城下町をてくてく

犬山の城下町は、町全体を城の中に取り込んだ「総構え」と呼ばれる城郭構造の町割りがそのまま残り、江戸時代の風情が残るのんびりとした城下町です。城へと続く通りには、古い町屋が多くみられそんな町屋を利用したカフェやレストラン、おしゃれな小物や伝統工芸品のお店が営業しています。もちろん昔ながらの老舗も健在。のんびり食べ歩きたり、買い物をするのも楽しくなります。

なんといっても国宝『犬山城』

国宝五城の一つである犬山城は、現存する日本最古の木造天守。木曽川沿いの山の上に建ち、織田信長の叔父である織田信康が天文6年（1537）築城しました。最上階からの眺めは絶景です。

　住所：犬山市犬山北古券65－2
　電話：0568－61－1711
　アクセス：名鉄「犬山駅」西口から徒歩約20分
　　　　　　名鉄「犬山遊園駅」から徒歩約15分
　営業時間：9：00～17：00（入場は16：30まで）
　定休日：12/29－31
　料金：550円

旧磯部家住宅

江戸時代から続く「柏屋」の屋号で呉服屋を営んでいた「旧磯部家住宅」。
緩やかなふくらみのある「起り屋根（むくりやね）」は犬山市内の町家で唯一現存しており、正面は２階建て、裏は平屋の「バンコ二階」と呼ばれる造りになっています。

　住所：犬山市犬山東古券72
　電話：0568-65-3444
　アクセス：名鉄「犬山駅」西口から徒歩約10分
　営業時間：9:00-17:00（入館は16:30まで）
　定休日：12/29-31

城とまちミュージアム

犬山城と城下町のガイダンス施設。
江戸時代の犬山城と城下町を再現した巨大なジオラマがあります。これは天保11年（1840）旧暦8月28日の犬山祭当日を再現したものだそうです。町の様子が今と全然変わっていないのがよくわかります！！

　住所：犬山市大字犬山字北古券8番地
　電話：0568-62-4802
　アクセス：名鉄「犬山駅」西口より徒歩約15分
　営業時間：9:00-17:00（入館は16:30まで）
　定休日：12/29-31
　料金：300円（犬山からくりミュージアムにも入館できます）

IMASEN 犬山からくりミュージアム

ここは、あの「茶運び人形」の実物が見られる場所。犬山祭の車山（やま）に載っていた山車からくりも展示しています。展示だけではなく、毎日、からくり人形の実演解説を行っており、人形が茶碗を運んでくれる様子や、大型からくりの操作を間近で見学できます。
毎週金曜日と土曜日には、九代玉屋庄兵衛のからくり人形制作風景も公開されています。

　住所：愛知県犬山市犬山北古券8
　電話：0568-61-3932
　アクセス：名鉄「犬山駅」西口より徒歩約15分
　営業時間：9:00-17:00（入館は16:30まで）
　定休日：12/29-31
　料金：300円（城とまちミュージアムにも入館できます）

どんでん館

国の重要無形民俗文化財指定の犬山祭で曳かれる車山（やま）13輛のうち、4輛を展示しています。展示ホールに一歩踏み込むと「コケコッコー」の音とともに、光と音で祭りの一日を6分間に短縮した演出が始まります。

　住所：犬山市大字犬山字東古券62番地
　電話：0568-65-1728
　アクセス：名鉄「犬山駅」西口より徒歩約10分
　営業時間：9:00-17:00（入館は16:30まで）
　定休日：12/29-31
　料金：100円

針綱神社

尾張五社のひとつの針綱神社。国指定無形民俗文化財の犬山祭は針綱神社の祭礼です。

ここには、ちょっとかわったおみくじがありました。鮎みくじというのですが、なんと竿で釣り上げるのおみくじなんです！！このおみくじは、木曽川鵜飼時期（6/1～10/15）限定なんだそうです。普段、神社へお参りに行ってもおみくじなんてほとんどしない私ですが、子供のおもちゃというかゲーム感覚でトライ。
しかし、これが案外難しくてなかなか釣れない。。。