
LS139の1番ピンをLZ93A13の29番ピンへ接続します。これはMSXからのスロットセレクト信号です。
リセット信号もこの信号も、メガロムコントローラにつながっているので、そこから取る事で配線を簡単にしています。
LS139の3番ピンをLZ93A13の1番ピンへ接続します。これはLZ93A13からの拡張アドレス信号B4です。
LS139の8番ピンをLZ93A13の16番ピンへ接続します。これは回路図にかかれていませんが、
LS139のGND信号で、LZ93A13のGNDとつなげています。
LS139の13〜16番ピンをLZ93A13の32番ピンへ接続します。
これも回路図にはかかれていませんが、とりあえずLS139の16番ピンが5Vなので、
LZ93A13の32番ピン(5V)とつなげています。
13〜15番ピンに関しては、使っていない入力線にも5VかGNDを入れておいた方が良い(HC139では絶対に)ので、
ここでは簡単にできる5Vにしています。
これらの5VやGNDはどことつなげても良い(SRAMのGNDは別)のですが、
説明では一番簡単につなげられると思われる場所を指定しています。
最後に、LS139の5番ピンと片方のSRAMの22番ピンを接続します。
そして、LS139の7番ピンともう一方のSRAMの22番ピンを接続します。
これらがSRAMの/CS信号となります。
図ではわかりにくいですが、/CS0が裏側のSRAMの22番ピンに、/CS1が表側のSRAMの22番ピンにつながっています。
/CS1については図6にも位置が示してあるので参考にして下さい。/CS0も/CS1も基板の裏面だけで配線できますが、
両者がくっつかないよう注意して下さい。
簡単に説明しますと、/SLTSLがlowで、/RESETがhighの時にB4という信号が0か1かによって、どちらかのSRAMへの
/CSがlowになります。つまり、B4という信号によってアクセスするSRAMを変えている訳です。
リセット信号が入っているのは、リセット時にはSRAMがアクセスされないようにして、誤動作を防ぐためです。