1 はじめに

 TAS-1M016S(16kバンク)もしくはTAS-1M008S(8kバンク)という基板を使用したROMカートリッジに手を加えて似非RAMディスクを 作る方法について書かれています。

 上記の基板には1MビットROM(マスクROM)が使われ、16kのバンクを4つもしくは8kのバンクを8つ持ちます。 また、メガロムコントローラーはASC1タイプのLZ93A13です。
□必要な材料 TAS-1M016SかTAS-1M008Sの基板をもつROMカートリッジ

  それ以外の材料は以下の通りです。
部品名 数量 備考
628128 2 DIPタイプのSRAM 128kB×2 速度は120ns以下
74LS139 1 HC139等でも良い。DIPタイプ
抵抗(10kΩ) 2 4.7k〜100kΩで適当に
ダイオード(1S1588) 1 適当なスイッチングダイオードでかまいません
電気二重層コンデンサ 1 ゴールドキャパシタ等。1.0Fあると安心
ジュフロン線 適量 適当なビニール線でもかまいません。細い方が便利
スズメッキ線 少々 抵抗の切れ端だけで間に合うかも
ヤニ入り半田 適量 太さ0.8mm位のが使いやすいかな・・・
TAS−1M016S(008S)は1MビットROMのゲームで、SRAMを積んでいないもので よく使われた基板の型番を示しておきます。
”TAS−1M008S”のソフト
”TAS−1M016S”のソフト
※ロットによっては上記の基板と異なる基板を使っているので注意

 上記のリストは、GIGAMIXのニューファンキー小林(ban)さんをはじめとする全国の皆さんの情報を元に作られています。

 参考までに、部品類が秋葉原でどの店で買えるかの例を挙げておきます。  この他にもラジオデパートやガード下等、探してみて下さい。

 その他の配線材は、千石電商の地下、ラジオデパートやガード下等にあります。 抵抗などは、細かいので紛失しやすいですし、値段も安いので、多めに買っておくと良いと思います。失敗した時の予備にもなりますし。  秋葉原にそう簡単に来れない人は、トランジスタ技術等の雑誌広告の通信販売を利用するのも手です。 628128なんかは結構安く買える事もあります。

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