Handle name: landlocker
1969 年 大阪生まれ 男 大阪育ち
淀川水系の河口に近い地域で28歳まで暮らす。
海まで車で15分くらいの地域。河の水位が潮の干満の影響を受ける地域。
育った土地柄、気水域〜海水エリアでの釣りになれ親しんでいた根っからの
ソルトウォーターアングラーでした。
奇遇な 変遷 を経て、長野県に陸封された。
私の大好きな対象魚は鱸と山女魚である。
元来、鱸ぞっこんであったのだが、長野に来てから山女魚を追い求めるようになった。
両者の共通点は、川を遡上することである。鱸は産卵のために海へ帰り、山女の産卵は川の
上流の上流。遡上目的と方向が違えど、遡上行動がある。
ましてや山女魚は、陸封されて海に戻れなくなった個体である。
種の一部は、太古の記憶に忠実に海へ帰りサクラマスになって帰ってくる。
イワナも陸封された魚である。林間のブッシュに覆われた渓流で出会うイワナ
も好きだ。猛暑の夏でもボーズを救ってくれるのは、たいていイワナである。
気さくなイワナが遊んでくれると言った方がぴったりくるかもしれない。
長野県に流れ着いて、陸封という言葉に共感する。陸封、Landlock である。
私は、Landlocked fish に共感する Landlocked man なのである。
それにしても、故郷の大阪以外、ペンシルバニア州、埼玉県、長野県と Landlock-life な
場所ばかり移動するのは不思議である。もう最近では、すっかり塩が抜けきった感まである。
潮も気にしなくなってしまった。しかし、釣りだけはあいかわらず大好きなのである。
対象魚を鱒族にかえてフィールドへ馳せ参じる。
私の好きな釣り:生活圏に密着した身近な生態を意識した釣り
理由:身近な環境と生態の変化を掴みやすい。
毎朝現場を見ることも出来るだろうし、ホットシーズンには仕事前あるいは仕事後の釣行が可能である。
したがって、データは確実に多く得られる。
それらをもとに仮説を立て立証してくのがフィッシングの面白くてたまらない部分だと思う。