マルセラ先生の
ワンポイントレッスン

華麗なフラメンコの
世界へご案内します。















はじめに

フラメンコを見てから、私もやってみたいと思う人が実に多い。

中にはフラメンコギターの演奏を聞いてから好きになり
自分でもやってみたい(踊りの方・・・)と思う人もいるようだ。


フラメンコって本当はナニ・・・


不思議なリズムに合わせる
カンテ(歌)バイレ(踊り)
トーケ(ギターなどのメロディとリズム)の三位一体であり
いつしか自分の心を満たしてくれるような
不思議な満足感や深みではないだろうか。

フラメンコには、観る人も踊る人も引き付けて離さないほどの
語りつくせない不思議な魅力があるのだ。

観るたびに、そして踊るたびにフラメンコにはまり込んでいく
はまった人ほど上達が早いのである。

私は、フラメンコにはまってしまった人(笑)にも、
まだ、はまってない人にも、フラメンコの良さを
伝えていけることを信じて、踊り続けたいと思う。


ワンポイントレッスン
第1回目(フラメンコの)リズムの母 − ソレア

初めてのところに旅行に出かける時、ほとんどの人は、下調べをするだろうと思います。今からフラメンコを習おうと思っている方は、このように、フラメンコのことを下調べ(少しでもふれておく)しておいた方が良いでしょう。実際に習った時、少しでもわかっていた方が、より理解が早いからです。


教室で習う事も大切ですが、家でできる事、例えば、フラメンコの独特のリズムを理解する為に耳の練習として、フラメンコの音楽を聴く事はとても良い事です。
(自分でCD等を聴いて下さいね♪)・・・で、これから少しずつ私が皆様の為にその下調べの手間を省いてあげましょう。

今回は,【(フラメンコの)リズムの母】である【ソレア】についてです。

フラメンコは12拍子のリズムです。
難しく考えるとわからなくなってしまうので、「図」を使って簡単にわかりやすく説明します。

ソレアのリズムの作り方は2拍子と3拍子の組み合わせで、フラメンコの12拍子になります。それが、それぞれのアクセントの場所によって、別なリズムのように聞こえますが、実際はこの「図1」のように2拍子が3回、3拍子が2回組み合わせで12拍子のリズムが成り立っているのです。
図1

ソレアの場合のアクセントは本などでは、「図2」のように説明されている事が多いのですが、ちょっとわかりにくいかもしれません。

「図3」のように考えると、3拍子から2拍子へのリズムの流れを目で確かめやすくなると思います。

図2



図3

次回は(フラメンコの)踊りの母についてお話します。ご期待下さい!!

フラメンコのリズムを表現した絵画です。
マルセラ先生の弟さんの作品です。
(クリックすると拡大されます。)
作 Juan Carlos H.



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