竿師山田京山の話

2011年暮れに私に取ってとても驚いた出来事が有りました。
HPの記事として私の祖父の事を書いた頁が有るのですがその頁をご覧頂いた方から連絡を頂き私が50年以上前に一度だけ見た事の有る
竿に押された京山の焼印のアップ写真をお送り戴いたのです、これには大変驚きました、
まさか京山作の竿がまだ残っているとはそしてそれが東京にお住いの方がお持ちだった事に余計ビックリ致しました。
そして私がHPに書いた事の無いフルネーム、京竿師 山田京山と迄ご存じでした、この方は昭和40年代より職人仕事としての全国の伝統的和竿(竹竿)を趣味として収集・記録されて居られる東京のY様と仰る方でした。
Y様は和竿職人の仕事を後世に残すために、知見をHPか出版物で公開したいとお考えの方です。
竿師山田京山の事が知りたいとの事でしたので私も記憶に有る限りの事をY様にお伝えしました、京山の名前は山田正三郎と言います。
京都の祇園で生まれ育ちました、明治30年生まれで、昭和50年6月12日に78歳で亡くなりました。
Y様が何時か公開された時は是非拝見させて頂きたいと考えております。
数十年前に亡くなった祖父の事を教えて頂いたのもHPを開いていたお陰だと思うと何か不思議な気が致します。
Y様から戴いた写真と残っていた京山の焼印の写真等アップして見ました。昔、京都に山田京山と言う竿師が居たと言う証です、
ご笑覧頂ければ幸甚です。

ご覧戴きありがとうございました。



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