(この月と星の「天体ショー」は、5月16日、19:38に我が家のベランダから撮影したものです。)


干支シリーズ



未 





亥 


 子


 丑


 寅


「焼き絵」に係わる、 Episodo 2
 
 今回、干支の「焼き絵」を掲載しましたので、このことについてのエピソードをご紹介します。
 何年昔のことか覚えていませんが、私の誠に間抜けたお話です。
 『むかしむかし』、ある時、あるカラオケ・スナックで飲んでいた時のことです。
 一人の女性客が来店し、私の隣の席に座ったものです。私好みのちょっとボイ○なタイプで、飲みながら、やがて会話を交わすようになって、彼女が私の職業を聞くので、リタイヤー後、今は趣味で「焼き絵」を描いていると答えました。
話をするうちに、彼女が『私蛇年なんだけど、蛇の絵を描いてくれない』ということになりました。勿論私は引き受けて、真心込めて完成させ、いざ渡す段になったら、絵も見ずに、『そんな絵を頼んだ覚えはない』と言うではありませんか。
かなりリアルに描いた、私には気に入った絵でしたが、どうしようもありません。
その後、2度ほど一緒に飲みましたが、真偽の程は分かりませんが、彼女に関する余り良からぬ噂を聞いて、私のこの≪今だから話せる≫演目は、終止符を打ちました。
3年後に、この絵が、多分私の巳年の年賀状の図柄になる筈です。
 


                  卯

十二支の「焼き絵」シリーズとして、冒頭のコメントで、取り敢えず過去9年分を
掲載しました。つまり、十二支を完成するには、あと3年を要する訳です。
まず、今年の「うさぎ」を掲載します。来年の「たつ」は大変な困り者です。




駆け足で一年が通り過ぎ、「卯」から「辰」にバトンタッチされました。
辰は架空の動物ですから、図柄の選択には大変苦労しました。昨年の震災復興などなど、国運を天に任せて「昇り龍」にしました。
過去の辰年には、株価も上昇したそうですから、大いに期待します。


 
 巳


私が「焼き絵」を描き始めたのは、平成11年です。
当時の題材は主として、’鳥’や’動物’でしたが、数年後に思い付いたのが、年賀状のデザイン用に、干支を描くことでした。その始まりは平成14年の”午”年からです。
それ以来、今年の”巳”年まで、12年を経ました。描きづらい図柄もありましたが、よく描いたものです。
これまで続いた要因の一つは、これらの絵をコレクションしてくれたファンの方が居たからでもありました。
今年の”へび”は、なぜか可哀そうに、嫌われ者のようです。でも新年の新聞紙上によれば、年頭の挨拶には、巳年に因んで「脱皮」の文言が多用された、と報道されていました。日本の脱皮に期待します。
焼き絵の「干支シリーズ」が一巡しましたので、このページは今回で最後といたします。
私からの年賀状を、「ずっと保存している」との友人もいました。長いことご笑覧、誠に有難うございました。




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