久我山昔話



    

  近藤勇を運んだ道

                                    牟礼橋たもとの石碑

慶応 4 年(1868)、中仙道板橋宿近くで処刑された近藤勇(33 歳)の 首なし遺体を荷車で運んだ。人目を忍び、夜に裏街道を進んだ。
久我山の馬車道を通り、宮下橋〔神田川〕を渡り、、「もう少しで小 金井だ」と一休みしたのは、空が白んだ牟礼橋〔玉川上水〕だった。 その時の牟礼橋(旧牟礼橋=『日本の近代土木遺産-現存する重要な土木構造物2000選』に選定)が今も残っている。
久我山の長老が小金井の親戚で聞いた話(平成21 年10 月 10)


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