アルテハ 相対性理論の基礎に対する批判
 
ロシア科学アカデミー宇宙科学研究所の数理物理学准博士セルゲイ・ニコラエヴィッチ・アルテハの著書「相対性理論の基礎に対する批判」の日本語版が公開されました。(2014年3月)
 
 S大学M博士による紹介で知ったのですが、ぜひとも相対論に興味を持っている方々は一読することをお薦めします。
 
 リンク先はS.N.アルテハ 相対性理論の基礎に対する批判です。
 docファイルとpdfファイルのどちらかを選択できるようになっています。
 
冒頭の一部をご紹介しておきましょう。
 
 『本書のテーマは相対性理論の基礎についての体系的,批判的な分析である。批判の対象となるこの理論の新たな論理点矛盾に主な注意が払われる。論理的矛盾が存在すれば,いかなる理論も価値がゼロになってしまうからである。本書では相対性理論,またこの理論から導き出される帰結が抱える数多くの論争点と矛盾点が詳しく検討され,空間,時間,同時性の相対性といった特殊および一般相対性理論の基本概念が,論理的にも物理学的にも破綻していることが証明される。本書には相対性理論の出現と確立に関係する諸実験の解釈についての批判的分析が含まれている。さらに,本書では相対性理論の動力学概念に対する批判が詳しく提示され,この理論の中で「正常に機能しているかのように見える」部分――相対論的動力学――が矛盾しており,根拠を欠いていることが示される。
本書は大学生,大学院生,教師,科学技術者,そして物理学の基本問題について自立的に深く考えようとするすべての読者にとって興味深いものとなろう』
 
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 次のような記述にも注目したいものです。
 
 『しかし,科学エリートの中には,少数だがきわめてアクティブ,かつきわめて地位の高い一群が存在し,これが奇妙にコード化されたやり方で振る舞っている』
 つまり、世界中で相対論に反する実験や観測が論文発表されても見向きもせず(あるいは難癖をつけて)、マスコミを支配し、プロパガンダに成功しているのです。
 
 このアルテハの言及は日本の“かぐら(KAGRA)プロジェクト”にもそっくり当てはまります。何十億円という国民の税金を取得できる超エリート識者が「一般相対性理論による重力波を検出するのだ」と大型低温重力波望遠鏡(Large-scale Cryogenic Gravitational wave Telescope : LCGT)を岐阜県飛騨市神岡町の地下に建設中です。
 こういう巨万の建設費をつぎ込んだ“実験装置”、“観測装置”なら、必ず「重力波の検出に成功!アインシュタインは正しかった!」と発表されるのは目に見えています。そうでなかったら、国民からバッシングを受けるからです。
「重力波はなかった。アインシュタインの理論は間違っていた」などという論文には絶対にならないです。強く予言しておきます。
 
 もし賢明な科学者が一人でもいて、
「重力波ではないが、非常に低い周波数の電磁場の振動をキャッチした」、
「これが宇宙背景放射のなれの果てではないか」、
「電波工学で使われている
が宇宙論にも適用できる直接的な実証だ」との見解を示したら、相対論暗躍の消滅とともに、新しい天文物理学(宇宙物理学)の一大飛躍となるでしょう。
 
 奇妙な理論を作ったアインシュタインや無いものを有る事にして探す重力波などに固執することなく、自由な立場で、そして正統的な物理学アプローチで活躍して欲しいものです。/2014年5月29日 窪田登司
 
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おめでとうございます
 
※ 2016年2月12日読売新聞の朝刊一面に「重力波を初観測」と大きな見出しで米カリフォルニア工科大学とマサチューセッツ工科大学などの研究チームが「アインシュタインの予言した重力波を観測した」という記事を大きく報道していました。
おめでとうございます。日本の“かぐら(KAGRA)プロジェクト”よりも先にやりましたね。
 4kmの長さの直交する真空パイプの中で、レーザーを飛ばして、装置(真空パイプ)の伸び、縮みがあったとのこと。
これは重力波がさざ波のように宇宙空間を光速で伝わってきて真空パイプを伸び縮みさせたのだということらしい。
 本当でしょうか。(^_^)
 
 大新聞が報道したのだから「これは正しいのだ」と短絡的にとらえるのは現代人として恥ずかしい話です。相対論物理学者以外の学者先生は非常に疑問視しています。立場上、公に反論しないだけです。
 
「直交する真空のパイプの中でレーザーを飛ばして、その干渉縞に変化があったからパイプに伸び縮みがあったのだ。それは重力さざ波によってもたらされたのだ」という説明には、いくつかの落とし穴があります。
 現代科学では地球の裏側で発生した地震でもキャッチします。それらを無視して真空のパイプに伸び縮みがあったというのは極めて早計な言い分であり、“重力波” が干渉縞の変化をもたらしたというのは極めて眉唾です。
 そもそも現在までに一般相対性理論が正しい理論であることの証明はされてはいないのです。太陽の引力で光が曲がったというのは、サー・アーサー・エディントン卿のねつ造論文によって全世界の科学者が踊らされただけですし、水星の近日点移動も、アインシュタインが他の科学者の論文を盗作して、観測値に合うようにしただけです。
 光と重力の相互作用というのは現在までに決定的な実証はされてないです。だから重力波がレーザーの干渉縞に変化をもたらしたというのは、疑問のある話です。
 
●13億年前に2つのブラックホールが合体したとき発生した重力さざ波が13億年かかって現在の地球に届いたとのことですが、波には波長があります。
 13億年もエーテルさざ波が宇宙空間を伝播すれば、波長が長くなっている事は常識中の常識です。2つのブラックホールが合体して発生した時の波長はいくらだったのですか?今回つまり13億年後に観測した重力さざ波の波長は何兆kmですか?これが分からなければ「波」とは言えないでしょう。
 
●13億年前に発生した重力波が、いま地球に届いたということは、今後1億年でも何億年でも、その重力波は飛び続けるわけで、しかも地球だけではありません。全宇宙に飛び続けます。なんとか星に住んでいるET様も観測しているでしょう。
 ただし1億年も飛び続けると、エネルギーが徐々に減少していき、波長も長くなるので、13億年前に発生した重力波かどうかの判定はどうやるのでしょうか?
 
●なぜ重力さざ波が、光速度299,792,458m/secで伝わらなければならないの?
 光は半導体レーザーの発生機構から分かるように電磁波です。つまりEとHのエネルギー変換によって伝わる波であり、自己進行波です。“何も伝える媒質” は必要ないです。媒質があれば、その μ と ε による光速度の変化が起き、長距離伝播すれば波長は長くなります。
 一方、重力さざ波は何が媒質なのですか?媒質がないと決して “波” は発生しません。海の波は海水が上下しているのが隣の海水を上下させて波として移動しているだけです。音波は空気を押して、更に前の空気を押して粗密波として移動しているだけで、決して大気そのものが移動しているのではないです。大気の移動は風です。風には波長はありません。
 もう一度言いましょう。重力波は何が媒質なのですか?アインシュタインの特殊相対性理論によれば、空間そのものの伸び縮みで真空パイプが伸び縮みしたのだとされていてエーテルなどの媒質は無いとされていますね。ということは、何もない無の空虚な空間を動かして波になったのですか?まさか。
 
●最近は一般相対論的素粒子論が宇宙論に影響し始めて、宇宙空間には絶対静止のダークマターがあるとされるようになりましたが、それが媒質でしょうか(海に例えれば静止した海水)。註:アムステルダム大学の論文で、<ダークマターはどんな観測にも肯定する結果が出ない。ダークマターは存在しない>があります。
 
 もしダークマターがあるとすれば「2つのブラックホールが合体したとき発生したダークマターの振動が伝わった」と言えます。しかし上記説明のように、ダークマターそのものが移動したのではなく、あくまでもダークマターの局部振動が次々と隣のダークマターを励起したわけですね。なぜゆえ、それが “光速” ですか?絶対に光速だとは断言できないです。光速よりも速いかも知れないし、遅いかも知れないです。そこを研究しないで、「初めにアインシュタインと光速度 c ありき」では物理学とは言えないです。物理学ではない事を言って良いのならば、私は「もし本当に重力波があるのなら、重力波は光速ではない」と予言しておきます。
 ご存知でしょうか。海の波は発生した場所が深ければ深いほど早く波動として伝わります。浅瀬に来ると遅くなります。宇宙は深いです。多分無限です。だから発生した重力さざ波は無限に近い速さで伝搬すると考えても差し支えありません。
 もし重力波が本当に存在するのなら、この宇宙には、ありとあらゆる波長の重力波が充満している可能性があります。現在の地球人類にはまだ測定する技術が無いだけの話であって、遠い将来においては簡単にその波長をスペクトル分析するようになるでしょう。
 そしてその重力波の伝播スピードは、ほぼ0(静止状態)からほぼ無限大まで存在することを私は予言しておきます。
 
●太陽から出た引力が光速で約8分かかって地球に伝わってきているというアインシュタインの一般相対性理論を検証する方が先ではないかしら?・・・でも多額の寄付金を貰って研究すると、「アインシュタインは正しかった」としなければならないので辛い立場ですね。←これって、“お金” だけでなく“師弟関係” でも日常的に存在しているそうです。ある観測をして、相対論で計算したら大幅に異なる結果になっている場合、“師” が「合わしておけ!」だそうですよ。本当の学問ならば、ここで “立ち止まる” べきなのですが、そうしないのが相対性理論物理学です。
 一例で「もみ消された」観測があります。それは私たちの天ノ川銀河の中に、途轍もない赤方偏移を起こしている天体が見つかったのですが、相対論で計算すると何億光年も遠くの銀河になるので「これは困った。相対論が間違っていては困る。こんな観測はなかったことにしよう」っていう話があります。
相対性理論は擬似科学です。2021.4.29
 
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