(3) 二一 古今の草子を 『枕草子』(第二十一段)
語釈
1 @古今の草子をA御前に置か1せ2給ひて、歌どもの本を3仰せ4られて、a「これが末、い
かに。」 と問はせ給ふに、すべて、夜昼、心にかかりておぼゆるもあるが、Bけぎよう申しいでら
れぬは、いかなるぞ。C宰相の君ぞ十ばかり、それもおぼゆるかは。まいて、五つ、六つなど は、
ただおぼえぬよしをぞ5啓すべけれど、b「さやは、けにくく、仰せごとをはえなうもて
なすべき。」
と、わび、1くちをしがるも、をかし。知ると申す人なきをば、やがてみな読 み続けて、夾算せ
させ給ふを、c「2これは、知りたることぞかし。3などかう、つたなうはあるぞ。」と
言ひ嘆く。中にも、古今あまた書き写しなどする人は、みなもおぼえぬべきこ
とぞかし。
(注)@古今 『古今和歌集』のこと。九0五年(延喜五)ごろに成立した最初の勅撰和
歌集。A御前に置かせ給ひて ご自分の前にお置きになって。主語は一条天皇中宮定子(
九七七〜一000)。藤原道隆の娘。Bけぎよう すらすらと。C宰相の君 生没年未詳
藤原重輔の娘。中宮に仕えた女房の中で、清少納言と並び称された才女。
一 次の語の読みを現代仮名遣いで記せ。
1 仰す 2 中宮定子 3 宰相の君
4 夾算
二 1〜6の語の意味を辞書で調べよ。
1 本
2 末
3 けにくし
4 もてなす
5 夾算
6 つたなし
三 A・Bと 1〜3の問いに答えよ。
A a類集的章段、b日記的章段、c随想的章段のうちどれに分類されるか。
B a「 」〜c「 」はそれぞれ誰の台詞か。
1 誰のどのような気持ちか。
2 指示内容を記せ。
3 誰のどのような気持ちか。
四 1〜7の敬語について答えよ。
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注意 |
5 |
4 |
3 |
2 |
1 |
番号 |
啓す |
られ |
仰せ |
給ひ |
せ |
語 |
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主語 |
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種類 |
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地の文 会話文 |
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敬意 誰が |
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誰を |
2(1)
a@「村上の御時に、A宣耀殿の女御と聞こえけるは、B小一条の左の大臣殿の御娘におはしける
と、1たれかは知り奉らざらむ。まだ姫君と聞こえけるとき、2父大臣の教へ1聞こえ2給ひける
ことは、b『一つには、御手を習ひ給へ。次には、C琴の御琴を、人よりことに弾きまさら今の歌
二十巻を、みなうかべ3させ4給ふを、御学問にはせさせ給へ。』となむ、聞こえ給ひける、と5
聞こしめしおきて、御物忌みなりける日、古今をもてわたらせ給ひて、御几帳を引き隔てさせ給ひ
ければ、3女御、例ならずあやしとおぼしけるに4草子を広げさせ給ひて、c『5その月、何のを
り、その人のよみたる歌はいかに。』と問ひ聞こえさせ給ふを、6かうなりけりと心得給ふもをか
しきものの、ひがおぼえをもし、忘れたるところもあらば、いみじかるべきことと、わりなうおぼ
しみだれぬべし。7その方におぼめかしからぬ人、二、三人ばかり召しいでて、碁石してD数置か
せ給ふとて、強ひ聞こえさせ給ひけむほどなど、いかにめでたうをかしかりけむ。御前に候ひけむ
人8さへこそ9うらやましけれ。
(注)@村上の御時 村上天皇(九一六〜九六七、在位九四六〜九六七)の御代。村上天
皇は、一条天皇の祖父にあたる。A宣耀殿の女御 藤原芳子(?〜九六七)。村上天皇の
女御。「宣耀殿」は後宮七殿の一つ。B小一条の左の大臣殿 藤原師 (九二0〜九六九
)。忠平の子。C琴の御琴 七弦の琴。「琴」は、弦楽器の総称。D数 女御の答えの正
誤の得点。
一 次の語の読みを現代仮名遣いで記せ。
1 宣耀殿の女御 2 小一条の左の大臣殿 3 琴の御琴
4 物忌み 5 御几帳 6 碁石
7 強ひ
二 1〜6の語の意味を辞書で調べよ。
1 女御
2 手
3 うかぶ
4 物忌み
5 わりなし
6 めでたし
三 Aと
1〜9の問いに答えよ。
A a「 」〜c「 」はそれぞれ誰の台詞か。
1 (1)「たれかは知り奉らざらむ」はどのようなことを意味しているか。
(2)中宮定子は、宣耀殿の女御と直接の面識はない。そのことが本文中のどの
語でわかるか。該当する語を抜き出し終止形で答えよ。
2 「父大臣の教へ」たこととあるが、小一条の左の大臣殿がまだ姫君だった女御に
示した三つの教えは当時の子女の重要な学問・教養であった。それぞれ漢字二字
からなる一語で記せ。
3 どのような状態を「例ならずあやし」と思われたのか。
4 「草子を広げ」たのは誰か。
5 「その月、何のをり」とあるが、歌集でいえばどういう部分にあたるか。一語で
記せ。
6 「かうなりけり」の具体的内容を記せ。
7 「その方」の指示内容を記せ。
8 「さへ」は、「Aの上にさらにBまでも」の意で用いられる添加の副助詞である
Aにあたる人物を抜き出せ。
9 「うらやましけれ」とは、何をそう思うのか。
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注意 |
5 |
4 |
3 |
2 |
1 |
番号 |
聞こしめ |
給ふ |
させ |
給ひ |
聞こえ |
語 |
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主語 |
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種類 |
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地の文 会話文 |
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敬意 誰が |
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誰を |
四 1〜5の敬語について答えよ。
2(2) せめて申させ給へば、1さかしう、やがて末まではあらねども、すべてつゆたがふこと
な かりけり。いかでなほ少しひがこと見つけてをやまむと、ねたきまでにおぼしめしけるに 、十
巻にもなりぬ。a『2さらに不用なりけり。』とて、3御草子に夾算さして1大殿籠りぬるもまため
でたしかし。
いと久しうありて、起きさせ給へるに、なほ、このこと勝ち負けなくてやませ給はむ、
いとわろしとて、下の十巻を、明日にならば、@ことをぞ見給ひ合はするとて、今日定めてむと、
大殿油参りて、夜更くるまで読ま2せ3給ひける。されど、つひに負け4聞こえさせ5給はずなりにけり。
(注)@こと 別な本。天皇がお持ちの分とは別の『古今集』。
一 次の語の読みを現代仮名遣いで記せ。
1 十巻 2 大殿籠る 3 大殿油 4 夜更くる
二 1〜7の語の意味を辞書で調べよ。
1 せめて
2 さかし
3 やがて
4 いかで
5 ねたし
6 大殿籠る
7 大殿油
三 Aと 1〜3の問いに答えよ。
A a「 」は誰の台詞か。
1 「さかしう、やがて末まではあらねども」は、どのような答え方か。
2 「さらに不用なり」とあるが、どのような心境を述べたものか。
3 「御草子に夾算さして」とあるが、夾算は御草子のどの部分にさされたのか。
四 1〜5の敬語について答えよ。
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注意 |
5 |
4 |
3 |
2 |
1 |
番号 |
給ふ |
聞こえさせ |
給ひ |
せ |
大殿籠り |
語 |
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主語 |
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種類 |
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地の文 会話文 |
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敬意 誰が |
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誰を |
2(3)a『上、わたらせ給ひて、1かかること。』など、殿に申しに奉られたりければ、いみ
じうおぼしさわぎて、@御誦経などあまたせさせ給ひて、2そなたに向きてなむ、念じくらし給ひ
ける。すきずきしう、あはれなることなり。」など、語りいでさせ給ふを、A上も聞こしめ し、め
でさせ給ふ。b「我は、三巻、四巻だにえ見果てじ。」と1仰せ2らる。c「昔は、えせ者なども、
なをかしうこそありけれ。」d「このごろは、かやうなることやは3聞こゆる。」など、御前に4
候ふ人々、B上の女房、こなた許されたるなど5参りて、口々言ひいでなどしたるほどは、まこと
に、つゆ思ふことなく、めでたくぞおぼゆる。
(注)@御誦経 寺に使いをやって、読経を依頼すること。A上 一条天皇(九八0〜一
0一一、在位九八六〜一0一一)。B上の女房、こなた許されたる
一条天皇つきの女房
で、中宮の所へ出入りを許されている人。
一 次の語の読みを現代仮名遣いで記せ。
1 御誦経 2 三巻
3 四巻
4 女房
二 1・2の語の意味を辞書で調べよ。
1 すきずきし
2 めづ
三 Aと 1・2の問いに答えよ。
A a「 」〜d「 」は誰の台詞か。
1 具体的内容を記せ。
2 (1)「そなた」の指示内容を記せ。
(2)「そなたに向きてなむ、念じくらし」た理由を記せ。
四 1〜5の敬語について答えよ。
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注意 |
5 |
4 |
3 |
2 |
1 |
番号 |
参り |
候ふ |
聞こゆる |
らる |
仰せ |
語 |
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主語 |
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種類 |
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地の文 会話文 |
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敬意 誰が |
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誰を |
五 口語訳
1 『古今集』の綴じ本を(定子は)ご自分の前にお置きになって、歌の上の句をおっしゃって「この下の句はどう。」とおたずねになるのに、すべて夜昼心にかかって覚えているのもあるのに、すらすらと申し上げられないのはどうしたことか。宰相の君は十ほど(お答えになったが)それも覚えているうちに入るまい。まして、五つ六つなどはただ覚えていないと言うことを申し上げるのがよいけれど、(女房達は)「そんなふうにそっけなくおっしゃったことをさえなく取り扱うことができようか。」と、愚痴をこぼし残念がるのも面白い。知っていると申す人が(歌)をそのまま(下の句まで)みな読み続けて(定子は)しおりをはさみなさるのを、(女房達は)「これは知っている歌だわ。どうしてこう愚かかしら。」と嘆息する。中でも『古今集』をたびたび書きうつしなどする人は、全部でも思い出して当然の所だ。
2(1)(定子は)「村上天皇の御代に宣耀殿の女御と申し上げた(お方)は、小一条の左大臣(藤原師尹)殿の御娘でいらっしゃったと誰が知り申さないだろうか。まだ姫君と申した時、父大臣が教え申しなさったことは、『第一に文字を習いなさい。次に七弦の琴を人より巧みに弾けるようにしようとお思いなさい。そのほかに『古今集』の歌二十巻を全部暗記なさることを御学問になさい。』と申しなさったと、かねてお聞きになっていて、者忌みだった日、『古今集』を持っていらっしゃって、(間に)御きちょうを引き立てなさったので、(宣耀殿の女御)はいつもと違って変だわと御思いになっていると、草子をお広げになって、『某月、何何の折り、だれそれの詠んだ歌はどいう(歌か』。』と問い申しなさるのを、こうだったのだわとがてんなさるにつけて面白いものの、思い違いがあったり忘れた歌でもあったら、大変だとはなはだしく心配になったことだろう。(歌道に関する)方面に不案内でない人二、三人ばかりお呼びになって、碁石で女御の答の正誤の得点を置かせなさると言って無理に答えさせ申しなさった様子など、どんなにすばらしく趣深かったことだるにお前に控えていた女房たちのことまでうらやましい。
2(2)(村上天皇が)しいて申させなさるので生意気にそのまま下の句まで はしなかったえれども全て少しも間違うことはなかったそうだ。なんとかしてやはり、少しでも間違いを見つけてやろうといまいましいいとまでお思いになっているうちに十巻にめでなってしまった。『全く無駄なことだ。』と言って御草子にしおりをはさんでお休みになってしまったこともすばらしいことよ。だいぶ時がたってお起きになると、やはりこのことは勝ち負けなくてお止めになったとしたら、とてもよくないと言って後半十巻を明日になったら別の本をご参照なさると言って、京決めてしまおうと灯火をともして夜が更けるまでお読みになった。しかし、最後まで負け申しなさらなくなった。
2(3)『村上天皇がいらっしゃってこういうこと(が始まった)。』などと殿い申すためn(使いを)伺わせられたので、大層ご心配になってあちこちの寺に使いをやって読経を依頼なさって、宮中の方に向いて、日が暮れるまで祈りなさったそうだ。風流でしみじみt心打たれることだ。」などと(定子が)話しなさるのを一条天皇もお聞きになって賞美なさる。「私なら、三巻か四巻さえ見終わることはできない。」とおっしゃる。(女房達は)「昔はつまらぬ物どもも趣深かった。」「当世はこういことを耳にしようか。」などと(定子の)御前に控えている人々や一条天皇付きの女房で、中宮の所へ出入りを許されている人などが参って、口々に(尚さんの言葉を)言ったりなどしている様子は全く(気がかりなことは)少しもなくすばらしいと思った。
概要
時 平安時代(994年)
場所 京 内裏
登場人物 村上天皇(63)―円融天皇(64)―一条天皇(66)
= =
藤原師尹ー芳子(宣耀殿の女御) 中宮定子・・・清少納言
事件 『古今集』の記憶試験
構成
形式
1 定子 Q「本」 →女房 A「末」
結果 ほとんど答えられない。 完敗。
2(1)(2)定子の話
形式
村上天皇 Q「詞書 作者」 →芳子 A「歌全体」
結果 答える。 完勝。
(3) 定子の話を聞いた一条天皇・女房などがほめそやした。
主題 『古今集』をめぐる風流を愛した昔の人への賛歌
古今の草子を 『枕草子』(第二十一段) 解答
1
一 1 おお 2 ちゅうぐううていし 3 さいしょのきみ 4 きょうさん
二 1 和歌の上の句 五七五 2 和歌の下の句 七七 3 そっけない。 4 取り扱う。
5 うすい竹や木を長さ9センチ幅1、5センチに削り頭部を割って糸などで結んだもの。
6 おろそかである。
三 A b B a 定子 b 女房達 c 女房達
1 女房達はうまく答えられないので、残念がる気持ち。
2 「知ると申す人なき」歌。
3 女房達の自分自身の愚かさへの自己嫌悪の気持ち。
四
絶対敬語 |
最高敬語 |
最高敬語 |
最高敬語 |
最高敬語 |
注意 |
5 |
4 |
3 |
2 |
1 |
番号 |
啓す |
られ |
仰せ |
給ひ |
せ |
語 |
女房 |
(仰せ=定子) |
定子 |
(置か=定子) |
(置か=定子) |
主語 |
謙譲 |
尊敬 |
尊敬 |
尊敬 |
尊敬 |
種類 |
地の文 |
地の文 |
地の文 |
地の文 |
地の文 |
地の文 会話文 |
清少納言 |
清少納言 |
清少納言 |
清少納言 |
清少納言 |
敬意 誰が |
定子 |
定子 |
定子 |
定子 |
定子 |
誰を |
2(1)
一 1 せんようでんのにょうご 2 こいちじょうのおおいどの
3 きんのおんこと 4 ものいみ 5 みきちょう 6 ごいし 7 し
二 1 後宮に住み、天皇の寝所に侍する女官。 2 文字。 3 暗記する。
4 神事などのため、一定期間飲食言行お慎み心身を清めて家にこもること。
5 はなはだしい。 6 すばらしい。
三 A a 定子 b 師まさ c 村上天皇
1 (1)周知のことである。 (2)「けり」 2 習字 音楽 和歌
3 天皇が自分との間にきちょうを置いて隔てとされたこと。
4 村上天皇。 5 詞書。
6 村上天皇が草子の『古今集』暗記の程度をお試しになること。
7 歌道に関する分野。 8 芳子。
9 村上天皇が芳子と歌の勝負をなさったさまを伺候して見ることが出来たこと。
|
最高敬語 |
最高敬語 |
対する |
二方面に |
注意 |
5 |
4 |
3 |
2 |
1 |
番号 |
聞こしめ |
給ふ |
させ |
給ひ |
聞こえ |
語 |
村上天皇 |
(浮かべ=芳子) |
(浮かべ=芳子) |
(教へ=師まさ) |
(教へ=師まさ) |
主語 |
尊敬 |
尊敬 |
尊敬 |
尊敬 |
謙譲 |
種類 |
会話文 |
会話文 |
会話文 |
会話文 |
会話文 |
地の文 会話文 |
定子 |
師尹 |
師尹 |
定子 |
定子 |
敬意 誰が |
村上天皇 |
芳子 |
芳子 |
師尹 |
芳子 |
誰を |
四
2(2)
一 1 とまき 2 おおとのごもり 3 おおとなぶら 4 よふ
二 1 しいて。 2 なまいきである。 3 そのまま。 4 願望 なんとかして。
5 いまいましい。 6 「寝ぬ」の尊敬。おやすみなる。
7 宮中や貴族の家の正殿に友した油の灯火。
三 A a 村上天皇。
1 上の句ぐらいでとめて下の句まで言わない慎み深い考え方。
2 十巻になっても間違いない芳子に驚嘆して根負けした心境。
3 『古今集』の上野十巻の終わり。
四
対する |
二方面に |
最高敬語 |
最高敬語 |
|
注意 |
5 |
4 |
3 |
2 |
1 |
番号 |
給ふ |
聞こえさせsせせ |
給ひ |
せ |
大殿籠り |
語 |
(負け=芳子) |
(負け=芳子) |
(読ま=村上天皇) |
(読ま=村上天皇)) |
村上天皇 |
主語 |
尊敬 |
謙譲尊敬 |
尊敬 |
尊敬 |
尊敬 |
尊敬 |
会話文 |
会話文 |
会話文 |
会話文 |
会話文 |
地の文 会話文 |
定子 |
定子 |
定子 |
定子 |
定子 |
敬意 誰が |
芳子 |
村上天皇 |
村上天皇 |
村上天皇 |
村上天皇 |
誰を |
2(3)
一1 みずきょう 2 みまき 3 しまき 4 にょうぼう
二 1 風流である。 2 賞美する。
三 Aa使い b一条天皇 c女房達 d女房達
1 村上天皇が芳子の部屋に来て『古今集』の御下問が行われているとの内容。
2(1)芳子の居る宮中の方向。(父=一条邸。内裏は西になる。)
(2)娘が失敗しないように師尹が仏の力にすがる。
四
|
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|
注意 |
5 |
4 |
3 |
2 |
1 |
番号 |
参り |
候ふ |
聞こゆる |
らる |
仰せ |
語 |
女房 |
女房 |
女房 |
(仰せ=一条天皇) |
一条天皇 |
主語 |
謙譲 |
謙譲 |
謙譲 |
尊敬 |
尊敬 |
種類 |
地の文 |
地の文 |
会話文 |
地の文 |
地の文 |
地の文 会話文 |
清少納言 |
清少納言 |
女房達 |
清少納言 |
清少納言 |
敬意 誰が |
定子 |
定子 |
定子 |
一条天皇 |
一条天皇 |
誰を |