自作のテキスト
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左上の私が司会者で、この写真を撮るために デジカメを構えている。 私はオープンな会場で、 左の他の二人が同じ会場の他の場所にいる。 右下の女性が自宅からのアクセスである。 |
同時に開催されていた、聾唖者の集いに 参加された人に、手話で参加してもらった。 別室に他の聾唖者がいる。 右は、手話が できるアシスタントである。机にはパソコン、 ウェブカメラ、プロジェクタが並ぶ。 |
これは、テキストではなく、パソコンの実験結果であり、私としては「自分の周辺」というジャンルに
入れたいイベントである。 しかし、多くの人に参考になると思うので、あえて「テキスト」のジャンルに
入れた。
2003年11月23日(日)、24日(月)の二日間、大阪駅前第2ビルの5階にある生涯学習センターの
ラボで、フェスティバルが行われた。 日頃そこを利用しているシニアの各グループは、自分たちの活動に
関係あり、かつ当日の見学者が興味を持つ作品の展示やデモンストレーションを行うことになった。
わが「シニア生き活きネットフォーラム」では、会場全体がが無線LANで結ばれていることを利用して、
ウェブカメラを使ったテレビ電話会議の実験を行った。
これには@ニフティのアイボール・パティオというサービスを使って行った。 アイボールとは、眼球の形を
したウエブ・カメラのことである。
同社の協力を受け、10人分のウエブカメラ、パティオ名とパスワードを1週間、無償で提供を受けた。
今回は、参加者が@ニフティの会員であるかどうかに関係なく利用させてもらった。 さらに二日間、東京の
@ニフティの事務所と30分間、質問に答えてもらった。
参加者は、事前に@ニフティから講習を受けて当日に備えた。
ウエブカメラとは、パソコンにつなぐ30万画素程度のカメラであり、英会話のNOVAがテレビCMで、自宅で
先生の授業を受けるための道具として使っているのも、この一種である。
見学者こそ多くなかったものの、実験は大成功であり、テレビ会議には最高5人まで参加できた。
私は、1日目は自宅から参加し、そのときに5人参加が実現した。 会場にはガラス張りのメイン会場と、
ラボ、それにもう1室に準備し、それに自宅参加が二人加わった。 あとで、このときのパソコン画面を撮影して
おけばよかったと思ったが、後の祭りであった。
2日目、私は会場を訪れ、人手不足のためで図らずも1日中メインの会場から司会者を務めることになった。
そのときのパソコン画面、それをスクリーン上に投影したもの、たまたま会場を訪れていた耳が聞こえない人
同士の、手話によるテレビ電話に立ち会うことになった。
残念ながら、このとき使ったパソコンは、最近のスーパーファイン液晶画面で、周囲の映像を反射して、少し
見えにくい。 前日、自宅のパソコンであれば反射がなく、うまく撮れたはずであり、それを撮らなかったのが
残念である。
@ニフティのこのサービスを利用するは、@ニフティのホームページでテレビ電話をクリックするか、下記の
URLでアクセスできる。 3人までの一人が@ニフティの会員であれば、他の二人はプロバイダーがどこか
に関係なく、月600円で利用できる。 一人だけで誰かと話したいなら月300円、二人までなら月500円で
ある。
個々のパティオ名は任意に決められるが、他人が未使用であることが条件である。 それとパスワード
を決める必要がある。
http://www.nifty.com/eyeball/?top1
このサービスは、以前アイボール・パティオ・ライトの名前で提供されていて、一時私もトライした。 しかし
当時はまだADSLに対応できておらず、片方しかつながらなかった。 今回のパティオ・ライトはそれを技術的に
発展させたものである。
もっと大勢が参加できる、企業向けのテレビ会議も提供されているとのことで、それはもっと高額になる。
パティオ・ライトを楽しむためにはもちろんウエブ・カメラとマイク、イヤホンのセットが必要であり、5000円くらい
から購入できる。 ウエブ・カメラの画素数はいろいろあるが、10MBでは少し粗すぎ、あまり高画素数だと送るのに
時間がかかるので、30万画素くらいが適当であろう。
この障害学習センターでの実験に自宅から参加した我々の仲間の一人は、早速遠距離の孫とのテレビ電話を
楽しんでいるとのことである。 私も相手との了解を取り付けてから、孫の顔を見るためのテレビ電話を再開しても
よいかなと思っている。
このようなテレビ電話は@ニフティ以外にも、ヤフーなどで、メッセンジャーという名前でサービスが提供されている
とのことであり、それとの比較検討は必要である。