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デジカメの一眼レフは邪道? |
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これはテキストでも何でもない、私の繰言と思ってみて欲しい。 少しマニアックかもしれないので、興味がある方のみ見て欲しい。 |
私だけの意見だが、デジカメで一眼レフは邪道だと思う。
何故なら、次の2つの理由による。 (ただし一眼レフ型に見えても、
ミラーを使っていないカメラもある。 両方出しているメーカーは、富士
フィルム、キャノン)
・一眼レフのレンズは、ミラーを入れるために無理しているから。
・ミラーがなくともても、CCDに映った映像は液晶で見れるから。
以上について少し詳しく述べる。
1.1眼レフはミラーを入れるためにレンズの設計を無理している。
1)普通の一眼レフでは、レンズフィルムの後白端とフィルム面との間に
ファインダー用のミラーを入れて、シャッターを切った瞬間だけミラーが
跳ね上るために、レンズの設計をかなり無理している。
焦点距離が35mmの広角レンズで、焦点距離とはレンズの中心
とフィルムの間の距離の筈である。 それではレンズとフィルムの
間がいくらも残らないので、ミラーが入らない。
そこで、無理にレンズの中心を外側に移し、光を一旦広がせて
から収斂させる設計としている。
複雑な設計になり、高価なレンズの材料と製作費が余分にかかるし、
レンズも大きくなるので、コンパクトカメラに比べて、かなり高価になる。
焦点距離の下が35mmのズームでも同じである。
2)デジカメでもミラー方式を採る限り、相似形で全体が小さくなるだけ
で、レンズが無理をすることには変わりはない。 撥ね上がるミラーも
故障と高価になる原因でもある。
デジカメではこんな無理をする必要がないと思う。 CCDで画像が
取り込まれるので、液晶画面で見ればいい。 ただ、普通のカメラの裏に
付いている液晶では目との距離があり小さいし、手が動いて常時画像が
ブレているので、それでは見にくいし、画像の詳細は分らない。
2.ファインダーの中に、高画素の液晶モニターを入れる。
1)私が提案したいのは、ファインダーの中にもう一つ、少し高級な液晶
を入れ、かつCPUの応答速度を速くして動いたことによる画像の追従
遅れをなくし、ファインダー内でピントを確認できるようにする。 古い液晶
テレビに使っているCPUは速度が遅く、パンすると残像が残るものが
あるが、それでは駄目である。
2)ファインダー内の液晶は大きくなるが、ペンタプリズムや跳ね上がり
式ミラー機構や、レンズの高価化を合わせれば、その液晶の費用は出ると
思う。 普通の一眼レフでもペンタプリズムの下にスクリーンがあって、
それをルーペで見ている。 それが液晶になるだけの話である。
一眼レフではペンタプリズムが要るが、ファインダー内に縦に液晶を
置けば、ペンタプリズムは要らない。
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