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コニーフランシス、わが最大の歌姫 |
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これは彼女の全盛期の写真である。 美人とは云えないが、イタリア系の はっきりした、情熱的な女性に見える。 彼女は、この2002年に丁度60才に なった。 ミスとあったので、未婚か、 離婚したかは不明である。 彼女の現在の写真は、老けてはいるが、 今なお音楽活動を続けているようである。 |
生まれ
20世紀、世界のポップ界からは、私が最も偉大と思う女性歌手を
選ぶとしたら、コニー・フランシスである。 本名コンチェット・ローズ
マリー・フランコネロ、1,938年生まれのイタリア系アメリカ人である。
ヒット曲
彼女は、日本でも大ヒットした「カラーに口紅」、「ボーイハント」、
「V・A・C・A・T・I・O・N」、「可愛いベービイ」など、すでにオールディーズ
(往年の名曲)に属するヒット曲を数多く出した。
私が惹かれた理由
上記のように、日本では主にパンチの利いた曲が知られているが、
半分は美しいバラードであり、私はその方が好きである。 他の歌手の
名曲は何回も聴いていると飽きてくるが、彼女の曲はそういうことがない。
何故かLPでも最初に買ったのは彼女であったし、CDでも最初は彼女
であった。 その頃はそんなに大歌手とは思っていなかったが、何故か
彼女の曲を欲した。
彼女の声
今よく考えてみると、やはりそれなりの理由がある。
彼女の曲の良さ、美しいソプラノ、女性らしいが、力強い歌い方、いずれを
とっても抜群である。
彼女の歌は軽く、明るい歌が多いので、偉大には感じられない人がいる
かもしれないが、当時の曲は全てそうだった。 特にバラード系の歌は、
今でも古さが感じられない。
伴奏が要らない
さらに最近気が付いたことであるが、コニ―の歌は伴奏がなくても聴ける。
例外を除いて、彼女の声は殆ど切れ目なく続き、伴奏を殆ど必要としない。
もっとも、彼女が歌うためには伴奏が必要としたかもしれないが、でき上が
った曲を聞く限りでは伴奏はなくてもよい。
カーペンターズとの比較
この点で対照的正反対がカーペンターズであなのがる。 カーペンターズの
曲は、カレンの声と伴奏とバックコーラスとが絶妙に組み合わせの上に成り
立っている。 例えば、名曲「プリーズ・ミスター・ポストマン」などは、カレンの
声が終わって40秒も演奏が続く。 だからと云ってカーペンターズが劣るという
訳ではない。 コニーが特別のように思う。
眠りの音楽
私は何時も、眠りの音楽としてカーペンターとコニー・フランシスを交代で聴い
ている。 順番が一定だと飽きたり、寝入ってからしか流れない曲があったり
するので、順番をランダムにして、スリープタイマーでオートオフにしていると、
いつの間に眠っている。
ここで、何らかの形で私の手元にあるコニー・フランシスの主な曲名を、表に
して挙げておく。 年配の方ならば、いくつか聞き覚えのある名前があるだろう。
私が一番好きなのは、「Follow The Boy」である。 彼女の声の良さが一番
よく出ていると私は思う。
ロック系またはラテン系 | バラード系 |
Lip Stick On Your Collar (カラーに口紅) V・A・C・A・T・I・O・N (ヴァケーション (これは夏休み)) Pretty Little Baby (可愛いベイビー) Stupid Cupid (愚かなキューピッド) Itsy Bitsy Teenie Weenie Yellow Polka Dot Bikini (ビキニスタイルのお嬢さん) Many Tears Ago(昔の多くの涙) Too Many Rules(早く大人になりたい) Everybody’s Somebody’s Fool (皆の誰かのお馬鹿さん) Fallin' Many Tears Ago Someone Else's Boy(夢のデート) If My Pillow Could Talk(悲しいゴスペル) Drowning My Sorrows Over You(虹を呼ぶレッド リバー) Your Other Love Looking For Love(ハートでキッス) Don't Ever Leave Me(離さないで) Forget Domani(明日を忘れて) Il Primo Bado E L'ultimo(いついつまでも) Souvenirs(スーベニールズ) 24 Mila Baci(24000万回のキッス9 Puff (The Magic Dragon)(パフ) Mrs.Brown You're Got A Lovely Daughter (ミセス・ブラウンのお嬢さん) La Bamba(ラバンバ) Save The Last Dance For Me(ラストダンス は私に) |
Follow The Boy (渚のデート)) Where The Boys Are (ボーイ・ハント) Who's Sorry Now (今だれが悲しいの?) My Happiness(私の幸せ) Frankie(彼氏の名前) Along My Souvenirs(私の土産の中で) Mama For Mama My Heart Has A Mind Of Its Own I'm Gonna Be Warm This Winter(楽しい冬休み) La Novia(ラノビア) Teddy(彼氏の名前) Second Hand Love(お古の恋) I'm Sorry I Made You Cry If I Didn't Care You're Gonna Miss Me My Heart Has A Mind Of It's Own Breaking The Brand New Broken Heart Don't Break The heart That Loves You (泣かせないでね) Together When The Boy In Your Arms When The Boys Meet The Girls(青空のデート) Cuando Calienta E Sol(太陽は燃えている) I Left My Heart In San Francisco(想い出の サンフランシスコ) |
以上のロックとバラードの区別は、リズムのテンポから、私が独断で決めたものでる。 ロックというのは彼女の後で出てきた
概念かもしれない。
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