東海自然歩道 その62
-三河大野から阿寺の七滝、巣山まで-
2019年5月29日 晴れ
前回に予定していた行程を途中の大野で取りやめたために、この日は足慣らしも兼ねて三河大野から阿寺の七滝までを歩きました。今回は湯谷温泉に2泊して、しかも運転手を買って出てくれた友人同行なので、余裕の行程になるはずです。午前8時に自宅を出て、250キロ余りを走って三河大野の駅に着いたのは12時30分でした。経路は、名神高速から新名神、名古屋湾岸、新東名の新城インターチェンジで降りて、国道151号線を北に走りました。
宿場町の大野
不っ田の7滝
阿寺の7滝
飯田線三河大野駅で装備を整えて歩き始めました。駅を出てすぐに宇連川の橋を渡ると大野の町並みに入ります。前回はこの大野の宿場町で道標を見過ごして迷ってしまったので、慎重に歩いて行くと、町の中心付近に道標を見つけました。これがいつもの奴とデザインが違っていて、「なるほど、これなら間違えても仕方がない」と納得させるものでした。正規の東海自然歩道に戻って、小学校の脇を通る林道を歩いて、山伏峠という小さい峠を一つ越えて睦平の集落に出ました。
ここからは山道になるのですが、林に入ってすぐのところに「不っ田の7滝」と書かれた小さな看板がありました。奥に確かに滝が見えます。小さな7段の滝を暫し眺めて、引き続き山道を歩いて行きました。木陰のすがすがしい空気の中を歩いて行くと、14時頃に標高400メートルの鉛山峠を通過しました。大野から4.2キロの地点です。峠から30分ほど下って行くと、水の流れる音が聞こえてきました。14時30分に阿寺の7滝に到着しました。三河大野から5.6キロでした。整備された滝道を歩いて行くと「阿寺の7滝」がドーンとありました。日本の滝100選に入っているそうで、観光客がぞろぞろと歩いていました。昨夜の雨を集めて豪快に落ちる滝を眺めながら休憩しました。その後、滝のすぐ下にある自然歩道の道標に従って山道を登って歩いて行くと巣山の集落に出ました。7.1キロ地点で、ここからもう少し歩いて、秋葉GCの入り口までで今日の予定は終了しました。時刻は3時30分で、8.3キロを3時間で歩いたことになります。今日の宿泊は湯谷温泉です。ゆっくりと風呂に入って晩御飯を食べて、明日に備えることにします。明日は難所、四谷の千枚田から仏坂峠、宇連山から鳳来寺までを予定しています。
(累計1015.2キロ/1700)