東海自然歩道 その53
-定光寺から岩谷堂まで-
2018年5月15日 晴れ
季節は春と初夏の中間といったところです。早起きは得意なので、5時前には起きて朝ご飯を作って食べて、始発のモノレールに乗るために自宅を午前5時半に出ました。もうすっかり名古屋までの動きは頭の中に入っていて、昨夜スマートEXで予約したのぞみ208号の指定席に座りました。7時31分に名古屋について、中央本線に乗り換えて定光寺駅に着いたのは午前8時30分でした。誰もいないホームからの長い階段を降りて、駐車場で身拵えをして、8時40分に本日の目的地である岩谷堂に向かって歩き始めました。
定光寺駅 庄内川
駅を出てすぐに庄内川に架かる橋を渡って、定光寺川に沿って歩いて行くと定光寺公園に出ました。池と芝生がある広い公園で、近くに定光寺というお寺があるはずなのですが、ウロウロしても見つけられませんでした。10分ほどでお寺はあきらめて、定光寺自然休養林と名付けられた林の中の山道を歩いて行きました。途中に大きな建物が突然現れたりしましたが、まあ順調に山道を辿って行きました。出発から2時間を経過して標高328メートルの「山星山」の道標を通過しました。距離は7.1キロになっていました。さらに進んで「宮刈峠」という小さな峠を越えて、12時前に「お結びタイム」を15分取りました。少し元気になって山道をどんどん進んでいくと田んぼ道に出ました。蛇ヶ洞川という小さな川沿いにある上半田町の集落です。近くに名古屋学院大学のキャンパスがあるようで、勉強とスポーツにはもってこいでしょうが、学生生活はどうなっているのでしょうか。
13時に蛇ヶ洞川にかかる中平橋を通過しました。12.4キロ地点です。そこから山道に入って50分ほどひたすら歩いて行くと、突然舗装道路に出ました。国道363号線で、そこに「白岩町バス停」ありましたが、ポツンとバス停の標識があるだけで車は通っていませんでした。バス停から白岩町の集落を抜けて再び山道に入って行きました。標高480メートルの岩巣山に向けてのきつい登りを最後の力を振り絞って登って行きました。1時間ほど無心になって歩いて行くと、16.7キロ地点に「岩巣山」へ向かう道標がありました。更に1.5キロ降ってくと「元岩巣」という道標がありました。ここあたりから急激な降り坂になってきました。足はくたびれて踏ん張りがきかないので、鎖やら手すりにすがって降りる迫力満点の岩場の連続に苦労しました。
岩谷堂公園展望台
鎖場 岩谷堂
午後4時に岩谷堂の建物裏に出ました。無事に岩場を通過出来てほっとしました。岩谷堂は、大きな岩の下に石仏や観音様を祭っています。少し奥には滝がありました。ここまで19.2キロでした。お堂にお参りして、品野町に向かって歩き始めました。バス停が無いか探しながら歩いて行ったのですが、結局町まで歩いて、品野町バスセンターに着きました。21.4キロでした。暫く待ってバスに乗り、名鉄の尾張瀬戸駅まで行きました。そこから名古屋に出て18時30分の近鉄特急で難波まで帰ってきました。
(累計880.4キロ/1700)
現在位置は⑨と⑩の間です