東海自然歩道 その51
-入鹿池から内津峠、多治見まで-
2018年4月25日 曇り
先週歩いたばかりですが、調子に乗って再び名古屋まで行くことにしました。前夜に前線が通過して、出発直前まで雨が降っていましたが、名古屋に着くころには止んでいるだろうという判断で、5時48分少路発のモノレール始発で出発しました。 6時05分千里中央発の地下鉄で新大阪、6時43分発の新幹線のぞみ206号で名古屋に07時31分に到着しました。すっかりなじみになった名鉄名古屋駅まで歩いて、丁度ホームに入ってきた名鉄特急岐阜行きに乗りました。犬山まで行く予定だったのですが、通勤、通学で混みあっている電車がどうも様子がおかしいのです。前回帰りに通った駅が出てきません。路線図を見ると、この電車は岐阜へ直行するようです。途中の駅で降りてまた名古屋まで帰ってきました。久しぶりにギュウギュウ詰めの電車に乗りました。30分のロスでもう一度やり直しで犬山行きを確認して電車に乗りました。そうこうしているうちに雨は止みました。
09時6分に犬山発明治村行きのバスに乗りました。09時30分に明治村の手前の入鹿池下の神尾(かんお)バス停で降りました。雨上がりでまだ道路は濡れていましたが、もう雨の心配はなさそうです。坂道を登って行くと入鹿池の堰堤に着きました。先週はチラホラ咲きだった平戸ツツジが満開になっていました。
雨上がりで鮮やかな満開のツツジを鑑賞後、池の堤にあった喫茶店でコーヒーを飲んで一休みして10時に歩き始めました。まだ道路は濡れていて、空は晴れていても足元は水浸しといった状況でした。入鹿池の周囲を巡る国道49号線を歩いて、東海自然歩道の本線に入鹿大橋で合流しました。距離はスタートしてから2.6キロ地点でした。ここから五条川に沿った林道に入りました。雨で川は増水しています。藤の花が満開でした。
川沿いの舗装道路を歩いて「もみの木キャンプ場」に午前11時に到着しました。4.6キロ地点です。一休みした後歩いて行くと、「八層の滝」という道標がありました。地図上には「山伏の滝」と書いてあります。今日は行程に時間の余裕もあるし、前夜の大雨で水量も増えているので面白かろうと、滝見物に行ってみました。遡ること15分で滔々と落ちる八層の滝に着きました。滝道から戻って暫く進むと、五条川から離れて山道に入りました。雨の後で、道が排水溝のようになっていて、滑らないように細心の注意を払って登って行きました。13時30分になって、山道から突然採石場に出てしまいました。12.5キロ地点で、先ほどから中央高速自動車道を走る車の音が遠くに聞こえています。ダンプトラックが走る砂利道を行くと「内津神社」へ向かう道標もありましたが、ここは目的地の内津峠に向かって左に進路を取りました。
14時15分に中央高速道にかかっている北山橋を渡って、坂を下っていくと内津峠に出ました。15.4キロ地点です。ここから東海自然歩道本線は南へ定光寺に向かうのですが、私の今日の予定は、多治見駅から電車に乗って岡谷の菰さんの家に泊めてもらうことになっているのです。大阪の自宅に帰るより岡谷のほうが近くなったのですから、はるか遠くまで歩いてきたものだと思います。丁度高尾山までの中間地点にさしかかっているのです。
トラックがビュンビュン走り抜けて行く国道19号線に沿って多治見駅目指して歩いて行きました。バスはないので、単調な道をトラックの轟音におびえながらひたすら進んでいきました。だんだん多治見の町に近づいてきて、住宅の中の道を歩いて行くと、タクシーの営業所を発見しました。ここまで20.2キロでした。本日はここで終了にして、タクシーで多治見駅まで行きました。多治見駅から特急に乗って塩尻経由で岡谷の菰さん宅に着いたのは19時過ぎでした。
(累計 848.7キロ/1700)