東海自然歩道 その46
   -神海(こうみ)から本巣(もとす)まで(岐阜県本巣市)-


2018年2月27日  晴れ

 長らく雪で中断していた東海自然歩道の旅を再開しました。前回は東津汲まで歩いたのですが、谷汲山の積雪により東津汲から谷汲山横蔵寺、華厳寺は後回しにして、その先の樽見鉄道神海駅から歩くことにしました。例によって始発のモノレールに乗ろうと少路駅へ行ったところ、何やら早朝から改札口に人が立っていました。張り紙があって「伊丹空港駅でポイント故障に着き運転見合わせ中」とのことで、結局おとなしく25分待つことになりました。おかげで新大阪発米原行きの新快速には間に合わなくなるという波乱の幕開けになりました。仕方なしに米原までは新幹線にしました。特急料金2480円が予定外の出費になりました。


  大垣駅 樽見鉄道乗り場                派手な塗装のワンマンカー

                                  柿の古木が多い

 値段は高いけどさすがは新幹線で、34分であっという間に米原に着いてしまいました。ここから先は予定通りで、大垣に8時40分に到着して、樽見鉄道に乗り換えました。電車は水田と柿畑の中を走って、神海駅に着いたのは9時55分でした。今日の予定はここから本巣駅まで、地図で見る限りは平たんな舗装道路を歩くだけなので、それほどの決意を必要とするものではありません。装備を整えて、10時丁度に神海駅を出発しました。暫く歩いて行くと明谷という渓谷にさしかかりました。幟旗に「はりよ保護地区」と書いてあります。稀少淡水魚類である「はりよ」を保護しているそうです。これは近くの湯の古公園という小さな公園の看板に書いてありました。ここまで4.3キロと順調に進んでいます。


  春日神社参道                       蠟梅が見頃

  牛が3頭 「何?」                     本巣駅のホーム

 東海自然歩道はここから東に向かって山県市に行く支線と、南に向かって本巣市岐阜刑務所前に向かう本線とにわかれています。ここは迷わず刑務所方面を選びました。鹿穴峠という小さな峠を越えて歩いて行くと、やがて水田が広がって来て、秋沢という地区にさしかかりました。この辺りは水田と柿畑が混在しています。時刻が12時30分になっていたので、丁度道路沿いにあった喫茶店に入って昼食を取りました。スパゲッティ・ミートソースとコーヒーでゆっくり食事して、13時10分に再開しました。ここから岐阜刑務所前まではもう少しの距離です。真四角に整地された田んぼの中の単調な道を南に歩いて行くと、刑務所らしい塀が見えてきましたが、あまり目立つようにはしていないようです。13時45分に刑務所前に到着しました。今日はここまで14.1キロ歩きました。明日もあるのでここで終了してバス停を探しましたが、刑務所周辺には見当たりません。仕方なく樽見鉄道本巣駅に向かって歩き始めました。結局そのまま本巣駅まで歩くことになりました。こういうおまけの歩きが結構疲れるのです。本巣駅で17.7キロでした。電車に乗って大垣駅まで帰って来て、ホテルに入りました。明日も歩くのでゆっくり部屋で休養しました。
 (累計764.1キロ/1700)