お花見 2025年
4月6日の日曜日に千里の万博記念公園へ花見に行きました。ちょっと遅めの日取りだったので桜の開花情報が気になっていましたが、なんとかぎりぎりで間に合いました。天気予報も前日までは「午前中は雨が残る」ということで心配していましたが、これも朝のうちに雨は止んで絶好の花見日和になりました。
お花見に集まったのは高校の同級生で関西在住の人たちです。毎年年末に行われる同窓会に参加する宴会好きが集まってグループラインを作っているのです。グループは今のところ14名ですが、今回の花見には9人が参加しました。こういう遊びごとを企むにはグループラインはうってつけの道具です。すでにスマホは年寄りにも行き渡っているので、誰かが「花見」とつぶやくと、暇人が集まってきて準備作業が始まります。「去年と同じ万博公園?」「いつ行く?」「飲み物は各自持参」とトントン拍子に話は決まっていきます。昔であればだれか幹事を決めて、往復はがきで出欠を取って、と煩雑な事前準備が必要でしたが、いまではあっという間に準備ができてしまいます。
朝のうちに雨は止んだので万博記念公園は大変な賑わいでした。公園の入り口で待ち合わせましたが、集合時間を間違えて遅刻したのが一名いました。それでもスマホを使って無事連絡がつきました。太陽の塔から近くの、公衆トイレに近いところに格好の場所をみつけて、持参のブルーシートを敷いて宴会は始まりました。若い頃のお花見はどうしても飲みすぎてしまってあとで反省することが多かったのですが、70歳を過ぎると宴会も静かなものです。各自が持ち寄ったおかずをつつきながら缶ビールやチューハイを飲み、60年前の昔話に花が咲きました。11時から4時まで頑張って万博記念公園を後にしたのでした。
おまけ
孫とアドベンチャーワールドへ
長女が南紀白浜にあるアドベンチャーワールドで働いています。白浜の家から車で10分の至近距離なので通勤には便利なようです。そのアドベンでは一年に一回「ファミリーデイ」という制度があります。従業員の家族を招待してくれるという誠にありがたい企画です。お爺にも誘いの声が掛かったので、参加することにしました。神戸の孫は丁度一歳の誕生日が過ぎたばかりなのですが、一緒に行くことになりました。大型連休前の日曜日がファミリーデイだったのですが、薄曇りの絶好の遊園地日和になりました。11時に入場してとりあえずパンダを見て、それからは孫の注意を引きそうな動物や鳥をながめて廻りました。1歳ではわかるわけがないのですが、孫は大人しく付き合ってくれました。観覧車やメリーゴーランドに乗って、レストランで昼食にしました。食後は再びパンダの愛くるしい姿を見て写真を撮り、お土産を買って帰って来ました。
白浜で楽しい週末を過ごして大阪に帰ってきましたが、その数日後にびっくりするニュースがありました。なんと6月に白浜のパンダが中国に帰るというのです。4頭全部が帰って、白浜にはパンダがいなくなるというのですから大ごとです。それにしても突然の話で、こんな大切なことが2か月前までわからなかったのはどういう訳なのでしょうか。白浜にパンダが来てから30年、すっかり街に溶け込んでしまっているパンダがいなくなると考えると悲しくなります。