西国街道を歩く その10
西明石から土山まで
2023年を振り返る
年の瀬を迎えて簡単に今年を振り返ってみましょう。個人的には身体能力の減退は仕方のないこととすると、普通に年を取っていっているようです。そうは言ってもゴルフのスコアーが徐々に悪くなっていくのは悲しいことです。世の中が新型コロナの呪縛から解放されつつあるのはうれしいことです。スポーツ界では野球、バスケットボール、バレーボール、ラグビーなどでこれまでに記憶にないほどの感動をいただきました。2024
年も更なる高みを目指してもらいたいものです。
西明石から土山を歩く
12月中旬の暖かい日に、今年最後の街道歩きに行ってきました。西国街道というよりは山陽道と言ったほうがいいような雰囲気になってきました。今回はJR西明石駅からJR土山駅までの10キロ程度にする予定です。本当は加古川まで行きたかったのですが、それは次回に廻しました。なんだか段々と航続距離が短くなっているのは気になるところですが、年末につきご勘弁を。
JR新快速で西明石駅に着いたのは午前10時でした。新幹線のガードをくぐってしばらく行くと国道2号線に出ました。平坦な道を進んで行くと旧道の西国街道に入る分岐がありました。
西国街道は2間半幅で、ところどころに古い家、神社や寺院があります。なんとなく歩きやすいのどかな雰囲気です。
マンホールの蓋は「東経135度の町」明石市でした。宿場町大久保は地名として残っているだけで、宿場町の風景は残っていませんでした。JR大久保駅は今風のそっけない建物でした。
大久保駅を過ぎて国道2号線に戻って進んで行くと、富士通とコカ・コーラの大きな工場がありました。再び旧道に戻って歩いて行くと、だんだん西国街道らしい景色になってきました。
西国街道沿いを歩いて行くと、お馴染みの神社や道標がありましたが、この辺りからはため池があちこちに見えてきました。川が少ない瀬戸内地方では米作りには欠かせないもので、生まれ育った四国にもたくさんあって、子供の格好の遊び場だったものです。池で泳いだりしたものですが、今は厳重にフェンスで囲われていて、ため池は子供の遊び場ではなくなったようです。
街道に面してところどころに神社やお寺や石碑などが出現しました。今回の道程は平坦な道が続きました。西明石駅から10キロ歩いたところで丁度JR土山駅に着いたので、本日はこれまでにしました。2023年の西国街道歩きは京都の羅城門から始まって兵庫県明石市まで進みました。次回は加古川で、もうすぐ姫路です。
(累計 114.7キロ+9.8キロ=124.5キロ)