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大型自動二輪取得への道

2003/10/26
入校申し込み
久しぶりに自動車教習所に入校申し込みをした。目的は大型自動二輪免許を取るためである。入校したのは鴨○自動車学校である。 自分はみごとに忘れたが、鴨○自動車学校は、Webページから割引券を印刷して持って行くと、写真代が無料となるようだ。
入校料を支払い、視力検査、写真撮影、教習簿の取得方法、配車のやり方等を聞いて、11時間分の予約を入れて終了した。
2003/11/04
1段階 1時間目
最初は大型自動二輪の取り回しを行った。引き起こしやスタンド掛けである。かなり重いがなんとかなった。
次に『じゃあ、慣れるためにも数周回ってみるか!』と言われ焦った。実を言うとバイクに乗るのは10年ぶりである。 しかも中型自動二輪の免許を取ってから10年間バイクに乗ったことがない。自慢ではないが、自動二輪免許を取ってから公道を1度も走ったことがない。 何とかなるかな?、とも考えてたが無理してもしょうがないので正直に話すと『じゃあ始めに小型自動二輪に乗ってみる?』と言ってもらい小型自動二輪から乗ってみた。
いざ小型に乗ってみると結構乗れる。安心したので数周回って大型に乗ってみたがこちらも案外乗れる。それよりも小型よりトルクがあり乗りやすい。 少しふらつくことがあったが、所内を気持ちよく走れるようになった。教習時間の50分がすぎ今日はこれで終了。無事に終わりほっとした。
家に帰ると猛烈な筋肉痛に襲われた。そうとう余計な力が入っていたようだ。
2003/11/15
1段階 2時間目
今日は久しぶりにバイクに乗る。前日受けた適正診断の結果が出ていて『注意直がD』となっていた。ありえねぇ~、と思いつつ1段階2時間目の教習にむかった。はじめのうちはAコースと言われる外周+交差点通過のコースを指導員が他の教習生を教えている間ずっと回った。しばらくして急制動の練習をします。と言われ移動。 40kmで走って前輪のブレーキだけ使って止まるのと後輪ブレーキだけで止まるのを行う。そのあと感想を聞き間ますと言われていた。『前輪ブレーキだけだと前につんのめります。』『後輪ブレーキだと後輪がすぐにロックして止まれません。』と答えた。これで終了。
2003/11/15
1段階 3時間目
続けて1段階3時間目を受ける。この時間は運転人生最悪の時間となった。(最悪の事態は後ろの方で。)指導員の後ろを低速でついて行き止まったら止まると言うのを行う。 かなりぎこちないが何とか着いて回るが1度転倒してしまった。(右側に転倒してしまったときは、エンジンを切ってサイドスタンドを出して右側に回りバイクを起こす) 続いて8の字コースで8の字走行を行う。クラッチを使うのか使わないのか感覚がよく分からないまま、クラッチは使わずアクセルのオンオフだけで回ってみた。車体をかなり傾けてぐるぐる回ったがこれもぎこちないながらも何とかこなすことができた。 8の字走行が終わると今度はひょうたん走行である。こちらもかなりぎこちない。特にくびれたところを通過するときに素早くアクセルをオンオフオンとやらないと膨らんで回りきれない。続いてBコースをやりますといわれた。指導員ついて行きながら、 坂道通過→一本橋→S字クランク→直角クランク→スラロームとやった。このスラロームで最悪な経験をした。アクセルワークをしっかりやれば通過できると思いながら一つ二つとをコーンを通過していく。 最後の4つ目のコーンを通過するときに最悪な事態が起こった。曲がりきれずぶつかる!と思った瞬間に前輪ブレーキをかけてしまったのである。かけた瞬間に前輪がロックしアッという間に転倒。 ちょうど柔道の受け身をやるような格好で転んで起きあがった。すぐわきには4人ほどの教習生が見ていて、自分は気が動転していたのか薄ら笑いを浮かべてしまった。肘がジワーッと痛い。痛みからすぐに擦り剥いたとわかった。 ちょっと強がりながらバイクを起こし(右側に倒れたので例の起こし方でバイク起こす)押してスラロームの出口に行った。指導員は冷静にスラロームの通過方法を説明してくれた。 自分は何食わぬ顔をして『はい、はい』と聞いた。心の底から落ち込んでいた。結局3回(2回目3回目と転倒せずに通過できたが、からなり大回りであった。)スラロームをやってこの時間は終了となった。 気の動転、悔しさ、痛み等30分くらいボーッと椅子に座って考え込んでから家路についた。
2003/11/16
1段階 4時間目
前日のショックを引きづりながら第1段階4時間目の教習を迎える。まずは、Bコースを一人で練習する。そのうち別の指導員が一時的に教えてくれることになり8の字コースに連れて行ってもらう。 まずは、8の字に二速ギアでクラッチを使わないで後輪ブレーキだけでぐるぐる回る練習をする。目線は次のコーナーを見て8の字の交差する部分でアクセルをひねるように教えてもらう。 ぎくしゃくしていたが何とか8の字で回ることができた。続いて8の字の内側の円を回るように言われる。さらに辛くなるが、肩の力を抜き思いっきり車体を倒せばうまく回れた。ここではじめの指導員と交代した。 交代してすぐ『セルフステアって知ってる?』といきなり聞かれた。『知りません』ときっぱり答える。これはバイクを倒すと自然とハンドルが倒した方向に曲がることであった。バイクは倒せばハンドルが勝手に切れるので手はほとんど添えているだけだと教わる。 無理に力を入れてハンドルを押さえようとするので8の字で大回りになると教わる。小回りの練習もした。『アクセルワークがぎこちないんです。』と質問すると『クラッチで調節しなさい』と教わる。 半クラッチを使うのだが、一杯にクラッチを切ってから半クラでつないでいくと遅くなるので、半クラの位置を覚えておいて一杯にクラッチを切らないように教わる。 実際にやってみるとこれが結構小回りが利く。やはりいろいろ聞いてみるといいんだなー。と実感した。その後、坂道→S字クランク→直角クランクスラローム→一本橋とBコースを走る。直角クランクではコーンを何度もとばしてしまった。 そうこしてこの時間は終わりとなる。次はとうとう1段階の見極めである。
2003/11/16
1段階 5時間目
1段階5時間目の教習である。うまく行くとこの時間で見極めとなる。始め一人でBコースを走っていると『2周ほど走りを見させてもらいます。』と言われBコースを走る。 スラロームはぎくしゃく&時間オーバー、一本橋は時間足らず&脱輪、直角クランクはコーンに接触と散々な出来に、指導員も堪忍袋の緒が切れたらしく 『スラロームもダメ、直角クランクもコーンに接触なので、一つ一つ課題を確実にできるようにさせます。必ず出来るようにします。』『この時間だけでは無理かもしれないが、必ず出来るようにさせます。』と力強い言葉をもらった。 そう、この発言は見極めはあげられないことを示していた。でも内心は見極めをもらうことより『確実にできるようにさせます』の言葉が心に残った。 そう言いながらスラロームの特訓を受ける。ハンドルを切るタイミング、スピードの落とし方、アクセルの開け方等いろんなことを教えてもらった。指導員の後ろに乗せてもらって走ってもらったりもした。 5、6回練習したが、最後は6.2秒で通過できるようになった。指導員にはとても感謝した一瞬であった。続いて一本橋の特訓である。こちらもダメダメで橋の真ん中あたりで落ちてしまう。『バランスが悪い、膝が甘すぎる』と言われた。 どうしても橋の途中で落ちてしまうのは直らず、でも橋は、後輪ブレーキをずっと踏みっぱなしで危なくなったらアクセルを回しなさいと教えてもらう。一本橋も後ろに乗せてもらい渡ってもらった。 『後ろに乗った人が身体をどちらかに傾けるとそれとは逆に身体を傾けてバランスを取るよ。』と言ってやって見せてもらった。自分はちょっと意地悪してわざと身体を左右に振ってみた。そしたら橋から落ちてしまった。二人で苦笑いであった。 『すみません、余計なことをして』と一応謝っておいた。でも今回の指導員の方にはほんとにいろんなことを教えてもらった。とても感謝する。これで教習は終了となった。
2003/11/22
1段階 6時間目
(延長戦1)
1段階6時間目の教習である。見極めのコース には坂道発進、S字クランク、直角クランク、スラローム、一本橋と5つの課題ががある。このうち直角クランクと一本橋が苦手で、接触や脱輪で通過できていない。 今日は、半クラッチの使い方を意識してやってみた。S字クランクの出口や直角クランク内など低速走行が必要な場所は意識して半クラッチでやってみた。そうしたら結構うまくできる!。それとクランク内で曲がるときにはなるべく車体を傾けないようにした。 これでほとんどパイロンに接触しなくなった。 あとは問題の一本橋である。これはニーグリップを強力にやるのと目線を遠くにして(橋を見ないで遠くの景色を見るようにした)あと前回の教習で教わっていた後輪ブレーキを軽くかけっぱなしにするのと半クラッチを使うことに注意してやってみた。 これもうまくできるようになった。目線を遠くにする(遠くの景色を見た)ようにしたら車体は不思議と安定した。あとはアイドリング状態で半クラッチをチョコンとつなぎっぱなしでいくとちょうど10秒くらいで通過できる。最高11秒までタイムを伸ばすことができた。 この時間の教習終了間際に指導員に『次も乗るの?』と聞かれたので『次も乗ります!』と答えたら『次は1号コースを走るから』と言われた。これは2段階に入ることを意味していた。心の中でラッキー、ラッキーと叫んでしまった。
2003/11/22
2段階 1時間目
2段階1時間目の教習である。この時間は検定コースの1号コースを走ることになっていた。暗記していたはずのコースを指導員について実際に走ってみると覚えたハズのコースが走れない。 操作に集中しすぎてコースを忘れてしまうのである。これは練習あるのみか。1号コースで初めてやる課題が3つある。急制動、踏み切り通過、連続波状路である。急制動は次回以降の教習になるので、踏み切りと連続波状路をやった。 踏み切りは止まって左右確認だけなので問題なかった。問題は波状路である。1速半クラッチで山を乗り越えるときにアクセルを吹かしクラッチを繋ぐを繰り返して5秒以上で通過しなければいけないのだが、またまた半クラッチとアクセルをリズム良く繋ぐことができない。 1回目は2速で通過しようとしてエンスト、2回目は半クラッチをうまく使えずかなりギクシャク、3回目はかなりギクシャクであるがなんとか通り抜けることができた。いっしょに教習を受けていた人は、微妙なアクセルワークで上手に通り抜けている。 姿勢も良いしとても上手であった。結局、連続波状路をあと1回練習したあと検定1コースを1周回り終了となった。今日ははじめて2時間続けて転ばないで教習を終えることができた。少しずつ運転のコツがつかめてきたのかもしれない。
2003/11/29
2段階 2時間目
2段階2時間目の教習である。今日は急制動の課題をやる予定だ。天気はあいにくの雨。教習開始直前は小雨であったのに途中でザーザー降りに。 教習前に指導員に呼ばれ『2号コース覚えている?覚えているならペンでなぞってみて!』と言われた。前からコース(1号、2号ともに)を覚えていたのですらすら書ける。『よし、じゃあ今日は2号コースを走るからね』 ちょっとラッキーと思いながら、教習が始まった。まずはでこぼこ道(?)と波状路を交互に走る。これは難なくクリア。これを数回繰り返した後、今日問題の急制動である。今日は雨なのではじめは慣れるために停止位置のずっと向こうで止まる。 後輪がロックしてしまった。指導員から『後ろブレーキに頼りすぎ、スピードが40kmに達するのが遅い』と指導される。次は前輪ブレーキだけで止まらないと思ったら後輪ブレーキをかけてやってみる。 普段バイクに乗っていないのでなかなかコツをつかめない。3回目にようやく停止位置で止まれるようになる。そのあと指導員が離れ一人で練習する。練習の最後に指導員が身にやってきた。『一つ前の停止位置で止まってやろう』と思い、かなり強めに 前輪ブレーキをかけた。書けたとたんに前輪がロック!。バイクペーパーなので焦ったのか余計に前輪ブレーキをぎゅっと握ってしまった。バイクは進行方向とは逆向きに倒れ、俺の身体は柔道の前回り受け身のように転がった。ヘルメットが地面にこすられるのがわかる。 柔道を経験していたためか身体はちょっと肩を打ったけど大丈夫であった。自分自身は、身体が大丈夫であったので、すぐに教習に戻ろうとしたが指導員の方がびっくりした様子であった。別な指導員がちょうど現場をみていて、 『転がり方がうまかったよー。』と。『当たり前だ!柔道2段だぞ』と心の中で思いながら、自分についている指導員の説明を聞いていた。でも今回の大店等パート2は、前回のように湯鬱な気持ちにはならず逆に『良い経験』と思えた。 雨で滑りやすい路面で急ブレーキをかけた場合の状況を経験できたから。これが路上で自分のバイクだったらと想像しただけでゾッとした。 教習後、バイクを見てみたら右後方のガードバー(?)が内側に少し曲がりマフラーにも大きな傷が付いていた。かなり大転倒だったんだな、と実感した。
2003/11/29
2段階 3時間目
2段階3時間目の教習である。この時間は、大型(750cc)と中型(400cc)で急制動を行い、その違いを体感するという教習項目だった。 久しぶりに中型に乗ってびっくりした。なんだこりゃ!?小さい!!すべてがおもちゃのような感じがした。10年前は中型の大きさに圧倒されたのに、やはり大型とは全然違った。少しは大型バイクに乗れるようになった証拠かもしれない。 前時間で大転倒をしていたので中型で急制動は少し怖かったが、車体が軽いせいか止まりやすい。なんなく急制動の課題を終えることができた。あとは2号コースを何度か練習し今日の教習は終了になった。
2003/11/30
2段階 4時間目
2段階4時間目の教習である。教習が始まるとすぐに指導員が『俺のあとについてきて』と言うのでついて回る。 坂道発進、スラローム、S字クランク、直角クランク、8の字コース、一本橋など俺の苦手な課題ばかりを通る。イヤな予感がしたが何とかついて回ることができた。その後スラロームに行き、『スラロームの途中にパイロンを置いておくので避けて通って』と言われやってみる。 外周を回ってきてスラロームに入るとなんと、あり得ない間隔にパイロンが置いてある。ほとんどのパイロンをなぎ倒してやった。これを2回やった。 あとは、コースを練習してと言われ、自信のなかった1号コースを後ろについて案内してもらった。コースは大体覚えていたので復習の感覚だった。そのあと2回一人で回ったが1回目は途中でコース間違い、2回目は一本橋脱輪、 3回目は直角クランク接触&脱輪(パイロンなぎ倒し)4回目はスラローム接触と散々な出来であった。ちょっと慣れてきたから調子に乗って余裕でバイクに乗っていたのが悪かったのか、本当にボロボロだった。 でも1号コースはだいぶ覚えられたのでそれだけが収穫だったと思う。残り5分を残すところで、『もう時間だから終わろう』と指導員に言われた。『え!?まだ5分あるじゃん』と思いながら戻った。 どうやら早く昼飯(ちょうど教習後お昼だった。)を食べたかったみたいだ・・・
2003/12/11
2段階 5時間目
2段階5、6時間目はシミュレータと学科の連続教習である。これはシミュレータで実際の街中を体験走行し、走行結果を振り返る講習を2時間かけて行うものだった。 はじめは操作になれることを目的にゲームのように障害物(人や物)や信号、対向車など全くいないコースを走りまわった。そして次に実際に街中走行を想定したシミュレートを行った。 走行は実際の法規に従い走行し、音声案内に従い右左折をしたりする。途中で道路脇に停車している車のドアが開いたり、道路脇から車が無理に出てきたり、対向車が無理に右折してきたりといった感じで進む。 で、自分は、横断歩道手前を無理に渡ってきた人をはねてしまった。シミュレートではあるが実際の走行でも起こりうることでありちょっとドキッとした。 走行が終わると走行結果を画面で見ながら指導員がコメントや質問をしてくるのでそれに答えたりした。高速道路のシミュレートもあった。シミュレータでの講習なのであまり効果がないかもしれないがないよりはマシだと思った。 普通自動車は高速教習があるので二輪もいずれ行われるかもしれない。
2003/12/11
2段階 6時間目
2段階6時間目の教習である。上着を脱いでトレーナーで走るつもりでいたが、あまりに寒いのでカッパ(上だけ)を着る。6時間目は自由練習のように走った。平日でもあったためか自分一人に指導員がずっと付いていた。2号コースを2週、1号コースを1週して終了となった。 さすがにバイクになれてきたようで苦手であった一本橋、直角クランク、スラロームもミスなくこなすことができた。急制動だけ40km以上でなくて2回繰り返したが問題はなかった。教習中雨が降り出した。 『また雨か!』やっとバイクに慣れてきたのに雨ばかりでついていない。
2003/12/11
2段階 7時間目
2段階7時間目は見極めである。雨が降り出していたので乗るのをためらったがイッキに見極めをもらうつもりでいた。 そこで自分に付いた指導員は、なんと2段階 2時間目で教わった指導員であった。大転倒事件を起こしたときに付いていた指導員である。しかもあのときと同じ雨が降っている。ほんとについてないと思った。 ただバイクにも慣れてきていたし自信はあった。この時間は1号コース、2号コースを交互に走った。交互に走ると頭の中が混乱してくるのであまりやらない方がいいと思う。途中から指導員がついてきた。 矢印が地面に書かれている場所を、矢印の上を走行したことを注意された以外は特に問題はなかった。教習後、『これで教習はすべて終わりです。検定を受けましょう』となった。 とうとうここまできたなー、と涙は出なかったが達成感と満足感でいっぱいだった。
2003/12/13
卒業検定
とうとう卒検である。12時40分に集合し、はじめに受験番号の連絡、試験時の諸注意などの説明があった。その後、受験番号1番から開始した。試験車両は大型1台、中型1台で一緒に開始された。 自分は3番目であった。試験は教習の間の休み時間は中断されるので1講習時間(50分)で3人が限度であったため結構時間がかかる。使用コースは1号コースで会った。自分の苦手なコースである。 試験は13時15分ころに始まった。1番目の人は、緊張のせいかサイドスタンドを出したまま出ようとしエンスト(ローギアに入れるとエンストするように安全装置がついているため)。 それを見ていると自分も緊張してきた。試験開始後、30分くらいで自分の番が回ってきた。受験番号と名前を言ってバイクに乗り込む。教習中やっていた通りに、 後方確認→バイクを起こす→またがる→ミラー調節→クラッチを握りキーを回す→ニュートラルを確認→後方確認→右足踏み替え→ローギア→右合図→後方確認→スタート。最初の課題は、坂道発進である。半クラ位置でエンストしそうになるが何とか踏みとどまった。 次にS字クランクは問題なし、次にスラロームであるがここでアクシデント。前に教習車が練習していた。このため自分はスラローム入り口で停車。まずい!入り口でスピードに乗ってタイムを稼ごうとしていたがそれが無理になった。結局通過タイムは7.0秒であった。 合格点数ギリギリを招くことになる。続いて踏み切り通過これも問題なし。次に一本橋。これも散々であった。自己最低タイムを更新してしまった。なんと通過タイム7.4秒!中型以下のタイムである。苦手であったので落ちなかっただけで良しとした。 続いて急制動。これも問題大ありであった。制動直前に45km出ていて止まれるか不安であったが、制動開始。思った以上に11m は短く後輪ロ~ック!さすがに冷や汗が出た。検定中止が頭をよぎったが、指導員が何も言わなかったので胸をなで下ろす。 しかし気持ちは半ばあきらめ気味であった。次に直角クランクで問題なし。苦手であったので無事通過できて良かった。最後に波状路。これも問題なし。発着点に戻って試験終了となった。 終了後暗~い気持ちでいっぱいであった。泣きのもう一回があればやりたい気分だった。
2003/12/13
合格発表
試験終了後、合格発表まで1時間程ロビーで待った。たぶん自分は不合格だろうという気持ちと、いや完走できたからギリギリ合格ではないか、などいろんなことを考えながらひたすら待った。 16時近くになって教室に集まるよう声がかかった。教室に入ると校長だろうと思われる人がいてお言葉をもらった。そのあと試験教官から一人ずつ合否が言い渡された。自分の前二人(1番2番)はともに合格であった。とうとう自分の番である。 『ギリギリ合格!』。ほっとした感じややっぱりギリギリか等いろいろ頭をよぎった。各課題の通過タイムとコメントがあった。『スラローム:7.0秒』、『一本橋:7.4秒』(教官は鼻で笑う)、『波状路:5.1秒』、『あと・・・、急制動タイヤがロックしたな。』、 『確認は問題なかった。しっかり出来ていました。』。急制動でタイヤロックは致命的だった。が確認は問題なかったと聞いて少し嬉しかった。なぜなら課題は日頃バイクに乗っていないのだから少しくらいは仕方ないなと自分で言い聞かせていたからだ。 あとは免許センターへ行ったときの手続き方法や、SDカードの申し込み(費用700円は教習所で負担してもらえるらしい。ラッキー)用紙などを書いて卒業式は終了となった。 いずれにしても合格ということで、これで教習所通いも終わりである。もうバイクに乗れないと少し寂しい気持ちであった。<>


課題走行攻略


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