熟成庫(風土)が与える味
熟成庫は様々な外的要因でウィスキーの味を作っていきます。特に場所は、大きな要因の一つです。又樽を積む方式でも
熟成には影響がでます。
樽の積み方
![]() |
パラダイス型 図の様に縦に並べておく方式 横置きよりも熟成が早い。省スペース化も図れる。 グレーンウィスキーの熟成に多く見られる。 |
![]() |
ラック型 樽は横にして10〜20段ほどの棚に並べる方式 省スペース化も出来る。 但し下段と上段で味と風味に差がでる。しかしこれは欠点ではない。 同じロットから毛色の違う樽が出来るのだ。 |
![]() |
ダンネージ型 図のように木材を挟み樽を積み重ねる伝統的な方法 3段程度しか詰めないので 上段と下段で味の差が出来にくい。 |
貯蔵場所(風土)
ウィスキーの熟成期間中風土が与える影響は大きい。空気・水・風その土地すべてシングルモルトに映されていきます。
これもウィスキーの味わい重要なファクターです。特にアイラ島のアイラモルト達には海の香りとも言われるヨード香がします。
これは蒸留所が海沿いにあり熟成中のウィウスキーにこの香りを移すとか 海草に匂いのするピートや水が使われるとか
言われています。
スペイサイドモルトグレンロセス蒸留所
海沿いにあるアイラの良心と呼ばれるラガブーリン蒸留所
海沿いにあるボウモア蒸留所