作家パイプ

ここでは個人作家物をまとめてみました。

 

 日本の作家さんのパイプポーチは力作が多い。
パイプを購入したときついてくるパイプポーチ
おおむね高額なパイプ程 皮ポーチがついてくる。
海外の作家さんは写真の下の黒皮のフォーマーや
右端と右から2番目にあるラッセやイルステッドのように
皮ポーチにかっこよくロゴが印刷されているようだ。
対し日本人の作家さんのパイプポーチの方が 
趣があって面白い
晴れ着の着物の端切れを使った樋口さん
丈夫な布でコントラストも和風で 巾着の口も
凝っている佐藤さん
(逆かも 実は覚えていねんだ!)
そして蟻をロゴにしている有田さん
その蟻がポーチに浮かんでいる。
こうやって見ると
日本人作家のパイプポーチの方が
私はすきですね。
パイプポーチも日本人作家は、力が入っていて
購入した時に感動もひとしおでした。
パイプポーチについては、日本人作家に軍配を上げたい。






深代喫煙製作所のハンドメイド
ツトム3C
パイプを購入するのに
衝動買いしてしまった物って結構ある。
そういうパイプって勢いで購入するから買うときの記憶があまりない。
でも悩んで悩んで購入したパイプってのは記憶に残っています。
2004年に購入したツトムパイプ。
ツトムは1本欲しかったで購入しました。
初めてのハンドメイドパイプです。
値段も確か4万超えで パイプごときに4万も使うの?
家族の事どう思っているの?
と葛藤の中で購入に踏み切ったパイプ。
シェープもきれいでその当時宝石のように思いました。
赤門堂にて購入。
睨む事2時間でレジに並んだパイプ。
今では、美味しいパイプに育っていますよ。
このパイプ 水牛の継にアーミープッシュです。
これも綺麗さに磨きをかけています。
日本のパイプと言えば柘が代表みたいな事になってますけど
深代のツトムパイプも良いですね。
皆さんも悩みながら購入したパイプてあるよね。






樋口純一朗パイプ Y5140



 日本人パイプ作家樋口さんのパイプです。
 マイスターとも呼んでもいいのでしょうか
 ポッテリが好きなので一発で一目惚れです。
 パイプは、まん丸ではありません。
 奥側に少しフラットな所があります。
 自分は、自作をする折 丸くしようという意識が強かったです。
 そんな事は、そう重要な事ではなくて
 いかにオーラを発するパイプを作るかという事かな
 でそのオーラとは言われると困りますが、 手に取った人が
 満足でき とても繊細で大胆で
 そのバランスが絶妙でという感じでしょうか。
 とのかく手にとらないと解らないと思います。
 これもパイプの一つの形かなとも思いました。
 2014年に引退されました。







有田静生 No06114 GradeA

有田静生氏のパイプです。
年間5本程度作られるクラッシックシェープです。
木目ははっきりしていて良いと思います。
前周に綺麗にグレインがでていてハンドメイドで作られた
パイプ(木取りがいいんでしょうね)と思います。
クラシックシェープの部類に入ると思いますが
とても人間臭いビリヤードです。
ですからマシンメードではでない味を出しています。










佐藤純雄 0754


佐藤パイプを購入した。
箱から出した時 心からでた言葉だが”美しい”と思わず
口からでてしまった。
これ本当の話
隣にいた嫁さんも「本当だ美しいパイプだね」と言った。
やや小ぶりだがとても美しいプロポーションをしているパイプだ。
咥え易くバランスも良い。
私が持っているパイプの中では一番のプロポーションを持って
いるかと思います。




 徳冨博之 No97 ブロウフィッシュシッター THREE SNAIL

 綺麗なシェープです。
 徳冨博之氏の経歴を語るには、ハンドメイドパイプの始祖:シクスティン・イヴァルソンの元で
 パイプ作りを教わったと言う事は、特筆すべきだろう。
 時は1980年代 20代の頃だそうだ。
 コペンハーゲンを離れる際 イヴァルソンは、徳冨氏に
 「今度来るときは、成功したパイプ作家として ネクタイ姿で来いよ」
 と声をかけたそうだ。
 徳冨氏がこれを果たしたのは、30年後の2004年の事。
 すでにイヴァルソンはお亡くなりになっており
 彼は、墓前にネクタイ姿でお参りし約束を果たしたという美談がある。
 彼は紛れもなく成功したパイプ作家と思う。
 だからパイプも きっちり作ってあり 手にしても心地良いパイプだ。
 
 

 

 徳富氏は、1980年代 20代の頃にハンドメイドパイプの始祖であるシクスティン・イヴァルソンに弟子入りして
パイプ作りを教わったというのは、徳富氏の経歴で一番特筆すべき項目と思う。
徳富氏がイヴァルソンの元を離れる際に「今度来るときは、成功したパイプ作家としてネクタイを締めてこいよ」と
声をかけられたそうだ。
徳富氏がこれを実現したのは、イヴァルソンの元を離れて30年弱経過してからになった。
コペンハーゲンを訪れネクタイ姿でシクスティン・イヴァルソンの墓前に立ち約束を果たしたそうだ。



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