フナハシバラード(深代製作所)


 名古屋市菊井2丁目にあるパイプの老舗フナハシのショップブランドパイプです。
 特徴は、着色なしでカルナバもなし。 削って磨いてそのままの状態です。
 売りに出された時は白いですがだんだんと自然に着色されていくのが特徴です。
 白木といってもいいでしょうね。
 オーナーが「このようなパイプを造れ」と深代製作所(ツトム)に依頼
 [話を聞くと半場強制ぽい感じを受けますが(笑)]して造って頂いたパイプです。
 私は、コーヒードリップの使い古しの布で磨いています。
 喫味は、上々で美味いパイプです。美味いパイプなので本数を増やしました。
 ページを独立させました。

 

 ローランドの名前の由来補足
  深代製作所といえば ローランドというパイプブランドがある。
 このブランド名の由来だがローランドとは、中世フランス騎士シャルマーニュ大王の甥で
 その旗下の十二勇士の一人の名にちなんでいるしい。
 もう一人オリバーという騎士がおりこの2人が5日間戦っても勝敗がつかなかった事から
 負けず劣らずの状態の事を英語で a Roland for an Oliverともいう。
 よって輸出用でこの英雄伝説を用いる事にしたそうだ。 
 オリバーになぜしなかったのかと言うとフランス語ではrolandのdは発音しないのでローランとなります。
 それで英語読みにした。 「ジャン・クリストフ」を書いたRomain・Rollandにちなむと言うLを一個多くした
 名前もありましたが外国の方の多くがこれを知らないと言うこともありLを一個多くしたネーミングは、没。
 騎士のローランドは、この英雄伝説を知らない外国の方も多い。
 そして出てきたのは、日本を表す天皇の国 Royal-Landを縮めたと外国の方に説明すると
 「なるほど」と納得するので輸出用でこのイメージを大事にしてRolandとしたそうです。
 まとめると英雄のローランドから名前を取りロイヤルランドと言うイメージを大事にして
 「ローランド」と言う名前にしたそうです。






バラードBA007
 
 最初のバラードです。
 このパイプが初めてのストレート
 いわゆるビリヤードタイプのパイプでした。

 
 






バラードBA002


 大振りのパイプです。
 オーナーのオリジナルデザイン
 オーナーが原木を深代製作所に送り
 このパイプを作りました。
 ちょことしたサドルマウスピース
 ラフトップで気に入り購入しました。
 木目も細かく綺麗です。


 









フナハシ銘なし
強いて言えば”バラードカナディアン”



ロングシャンクのカナディアンです。45本目です。
写真でお分かりと思いますが継ぎはしてません。
シャンク長さは132mmです。(マウスピースは除く)
一つ大きな材料からの削りだしで作成したカナディアンです。
パイプを製作された方なら分かると思いますが
ここまでのロングシャンクの場合 フローが
無いというのは希少です。
シャンク上面に1mm程度の傷があるだけで後はありません。

このパイプですが売れなければ深代の玄関に飾って
おきたいとの希望があり
銘を打たない事にしたそうです。
半ば少し強引に購入にいたりました。
オーナーありがとうです。
深代の職人の技術の確かさでしょうか
これだけの長さでドリルを逃がす事なくシャンク真ん中に
煙道が綺麗に空けてあり又ボールの底 中央に煙道が
見えます。
バラードのラインナップですので、ノー着色・ノーワックスです。
木目もまあまあです。
ウマーーーーイーーーわ!このパイプ







フナハシバラードラフトップラフ

バラードシリーズのサンドブラストです。
46本目
綺麗にリンググレインがでています。
少し先調子です。


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