炭鉄港は冒険だ!歌志内ふしぎ発見!
2025年10月11日、歌志内市主催、
空知炭礦立坑
跡、旧上歌会館、上歌排気立坑を巡るガイドツアーにガイドとして参加。
男女23名の参加者が応募された。
今回は炭鉄港3DAYS weekenderの催しの一部として、
各方面許可のもと、歌志内名物炭鉱ガイドの多知様と共に、
スペシャルツアーを行った。(右端は歌志内市長 柴田様)
まずは空知炭礦立坑跡地の見学だ。
今回は特別に空知炭礦株式会社の許可を得て、
構内の敷地内への入構となった。
立坑建設の経緯、そのスペック、
運転時の速度や深さなどを解説する。
在りし日の立坑櫓。
2025年1月に解体となったが、
その短区間の制御の困難さについて説明を行う。
付近の鶏魂碑を見学する。
空知炭礦立坑は昭和32年(1957)5月から3年間で建設、
立坑建設に要した総工事費は当時の金額で16億円にも及んだ。
その後移動し、旧国鉄歌志内線の終点、
歌志内駅の見学だ。
歌志内線は昭和63年(1988)に廃止。
当時の様子や炭鉱時代の風景も、
多知様からスケッチと共に説明される。
再び移動して上歌地区史跡広場の見学だ。
ここから赤平に向かう地下の軌道があったことを解説する。
赤上合併、つまり住友赤平炭鉱と住友上歌坑の合併や、
その他の炭鉱企業の攻防を解説する。
その後は藪を抜け少し歩く。
赤平に向かう坑口に到達。
そして上歌排気立坑跡に到達する。
かつては運搬立坑であったこと、
蒸気機関で運転していたことなどを説明する。
今回は歌志内市の主催により、ガイドとして招集いただいた。
関係各位の尽力のおかげで、
実りあるガイドツアーが開催できたことに感謝したい。