開北炭鉱 坑口 探検: 北の細道 密封坑口

開北炭鉱でハート型の池に会う




北海道歌志内市

坑内において使用される機関車には、架空線式電気機関車、蓄電池式電気機関車、
内燃機関車、圧縮空気機関車、ケーブルリール式電気機関車などがある。

水平坑や片磐坑道には内燃機関車、排気坑道などガス炭塵に対して、
危険のある場所には圧縮空気機関車が使用される傾向にある。

架空線式は1条の単線より起電し、軌条が帰り線となる。
250〜500vの電圧を用い、重量は3〜6tのものが多い。
維持費が安くコストパフォーマンスに優れるが、架空線との間にアークを生じ炭塵の雰囲気では使用できない。
蓄電池式はけん引力が少なく短距離向け、圧縮空気式は200気圧程度のタンクに坑内で圧入し、
そのタンク容量内で使用されるため、走行距離は700〜1,000mとなる。
ケーブルリール式は機体に巻胴(ケーブルリール)を設備し、
機関車の前進後退によりキャプタイヤケーブルを巻き取り/解放しながら走行する機関車である。

明治41年に開坑した開北炭鉱は、
幾多の経営変更の後、
最終的には空知鉱業所神威鉱開北坑として、
日産1300tを出炭した。

しかしながらエネルギー革命の余波を受け、
昭和45年4月に閉山した。

積雪で遺構が隠れつつも、
街から近い本坑に、
珍しい廃祉を発見することができた。




坑口・ホッパー・アンカー・・・



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