大岸鉱山 巨大精錬所 探検: 北の細道 巨大精錬所

大岸鉱山の巨大精錬所に巡り会う


北海道豊浦町

大正10年に豊浦の山中で金鉱が発見された。
その後、試掘が重ねられ、
昭和8年当時、鉱石は馬車で大岸駅に運ばれ、
貨車で本州の小坂精錬所(秋田)、日立鉱山(茨城)に出鉱された。

昭和15年戸数86世帯だったものが、翌年には234戸と
小鉾岸鉱山として繁栄を極める。
昭和17年 豊浦精錬所が造られ、
精錬も大岸で行われることとなり、一時街は活気づいた。

しかし戦争が激化した昭和18年、
本精錬所はわずか一年あまりの稼働で棄てられた。
存続運動も整理反対運動もなく、ひっそりと閉山を迎えた。


現在は高速道路の脇に、まるで人目を逃れるように、
激藪の中、その躯体を横たえる。


短命の天空の古城を今回はゆっくり探索する。
夏には決して到達できない、
巨大精錬所の廃墟を訪れてみよう。



笹薮・精錬所・古城・・・



精錬所
( ̄u ̄;)精錬所



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