山上の廃村へ
グラベルは砂利深く、通行は少ないようだ。
ずっと奥には鉱山系の露肌が望める。
はるか眼下の谷底には、
鉱山らしい赤い川が流れる。
まず初めの廃祉はガスボンベ庫。
道路わきにある。
もちろん中にはもうボンベは無い。
土留めの上には鉱山社宅が・・・
近づいてみよう。
道なき斜面を登り
廃墟に接近する
中はどうなっているのか・・・。
ヤブを漕いで廃墟に潜入する。
中も外と変わらないブッシュだ・・!!
草を掻き分ける。
脇には立派な石垣があり
斜面を段々状にしてある。
かなり上部にまで
住宅が連なっていたようだ。
天井が抜けた社宅跡は
不思議な光景だ。
しかし自然の緑には馴染みつつある。
更に上部の廃祉。
中を訪ねてみよう。
風呂だろうか。
こんな山中で水はどうしていたのだろう・・・
堆積した土砂で頭上が低い。
一部屋ずつ訪ねてみる。残留物は無し。
育った木が時間を感じさせる。
木製の窓枠が時代を感じさせる。
かつての生活が想像できないほど荒廃している。
さらに上流の鉱業所中心部まで来た。
倉庫のような建物の中にはドラム缶が数個眠る。
斜面には隧道のようなわからない廃墟が・・・。