山上の廃村へ


6月の初め、青空の下、
標高900m付近のオロフレ峠を上る。
導入

分岐道゙ 壮瞥側から登別を目指し
冬季閉鎖のダート道に入る。
ここまで登ると
空気はひんやりして軽い。

林道

グラベルは砂利深く、通行は少ないようだ。

ずっと奥には鉱山系の露肌が望める。

鉱水

はるか眼下の谷底には、
鉱山らしい赤い川が流れる。


ガス庫

まず初めの廃祉はガスボンベ庫。

道路わきにある。

もちろん中にはもうボンベは無い。

廃墟

土留めの上には鉱山社宅が・・・
近づいてみよう。

道なき斜面を登り

鉱員社宅

廃墟に接近する
中はどうなっているのか・・・。

ヤブを漕いで廃墟に潜入する。

廃墟

中も外と変わらないブッシュだ・・!!
草を掻き分ける。



石垣

脇には立派な石垣があり
斜面を段々状にしてある。

鉱山住宅

かなり上部にまで
住宅が連なっていたようだ。

天井が抜けた社宅跡は

社宅跡

不思議な光景だ。
しかし自然の緑には馴染みつつある。


ブロック

更に上部の廃祉。

中を訪ねてみよう。

浴槽

風呂だろうか。
こんな山中で水はどうしていたのだろう・・・


内部

堆積した土砂で頭上が低い。
一部屋ずつ訪ねてみる。残留物は無し。


育った木が時間を感じさせる。

窓

木製の窓枠が時代を感じさせる。
かつての生活が想像できないほど荒廃している。


鉱山

さらに上流の鉱業所中心部まで来た。
倉庫のような建物の中にはドラム缶が数個眠る。


廃祉

斜面には隧道のようなわからない廃墟が・・・。


鉱業所

いよいよ中心部に。
山の斜面には鉱床が露出している。


廃道

真新しい砂利のひかれた林道を歩く。


土留め

低所には土石流を防ぐためか
簡易な砂防ダムが設置してある。

林道

晴れた山中を歩くのは気持ちがいい。
周囲数キロは無人地帯だと思われるが、自然を満喫できる。

川原

河床の奥にも廃墟が見える。
川は非常に整備されている。これは鉱水処理のためであると思われる。

河川

水は非常にきれいに見えるが
鉱毒を含んでいるのかも知れない。

霧

突然霧が出てきた・・・。
山の天候は変わりやすい。

霧

霧が出ると、一気に幻想的になる。
一通りの探索を終えた後のいいタイミングで霧が出てきた。






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