スキップ隧道




「石炭がメロンに変わりヤマ寂し」
夕張の映画ロケ地跡に誰かが残した詩だ。

かつては24もの炭鉱を持った夕張市も、
今はひっそりとしている。 夕張市街

登り口から沢が崩れ、
対策工事も成されているようだ。 ガリー



ズリで覆われた黒い沢を登る。
足場は悪く、
ガラガラと崩れるところもある。 黒い沢


ここから上部にかつての巻上軌道跡がある。
ワイヤーをドラムに巻いて、
行きかうトロッコをスキップと呼んだ。 軌道

現れたのはアーチの拱橋。
スパン6mの半円アーチ橋が七連、全長59M。
立派な遺構だ。 アーチ

付近にはかつての鋼材などが散らばる。
更に登る。 遺構

山上には隧道が現れた。
鉄道とは異なるパーミルで、
やはりそれはケーブルカーなどに近い。

足元には無限軌道などに見られる、
ローラーが落ちている。 ローラー


坑門もRC造で意匠は無い。
出口の明かりも見える。 坑門

全長73M、複線と思われる幅がある。
所々、崩れてはいるが、
かつては「スキップ隧道」と呼ばれていた。 スキップ隧道


内部にはレイルが朽ちている。
登るにつれ荒れ方は酷くなる。 レイル


出口付近に近づいた。
彩りが眩しい。 坑道

下り方向を振り返る。
坑内は涼しい。 坑内

ようやく出口に到達した。
更に上部を目指す。 坑門

隧道を抜けると激藪が待っていた。
何か遺構が見える。 激藪






深い茂みに建物の土台のような遺構があった。
炭鉱施設で間違いない。 遺構

奥の斜面付近にコンクリート櫓が見える。
この付近は炭鉱の繁栄と共に、
地形の大変化があったのだろう。 櫓

足元には底無し沼のような穴がある。
泥で封印されているが、
この地下に空洞があるのかもしれない。 底無し沼


遺構の奥にズリ山。
ここからは索道があったのかもしれない。 ズリ山


ズリ山を望む。
頂上の標高は570m。
夕張市内で最も高いズリ山だ。 ズリ山









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