ホッパーによじ登る


喜茂別市街地から中山峠に向かう路沿いに、
かつて6.6kmの鉱山専用軌道があった。
しかしその痕跡はまったく見えない。
鉱山軌道

林道

栄付近には福島という地名もある。福島から入植したらしい。

山中へ向かうと路面はグラベルとなる。

橋台

民家の奥の谷地の向こうになにやら石積みが見える。

アバット(橋台)か!


アバット

重厚な石積みの橋台に近づいてみる。

立派な石積みだ。

橋台゙ 廃止後50年以上の経過が感じられる。
専用軌道を敷設しても
採算が取れたほど、その採掘量は多かったのだろう。


橋脚

付近の河床にはピアの跡が・・・、
目で追った軌道跡には現在、新しい家が建っている。

林道

林道を遡ると壊れた橋があった。

鉱山も近い気がする。

ヒグマ

羆出没注意の看板が・・・。
どこの山中にもあるものの、枚数や大きさや記載事項でその本気度がわかる。
この看板は2枚あるが出没日が書いてないので最近ではなさそう。


赤い川

河床は赤く、

鉱山特有の鉱水の色をしている

いよいよ近い。

立入禁止

立入禁止の看板の向こうにコンクリートが見える!



ホッパー

出た!巨大ホッパー跡だ。
緑の山中に横たわっている・・・。

コレはデカイ。

積み出し設備

おばけ蕗の茂るホッパーに近づく。
横長で100mはありそう。
夏の盛りにはもっと茂るだろう。



全景

ホッパー全景
さらに近づいてみよう。

はしご

ホッパーには腐食した鉄梯子がある
登ってみよう

蕗を避けて、

鉄梯子

鉄梯子をよじ登る
上部はどうなっているのか。


登る

登ってみると意外と高さはある。

地面から4m程度か。

頂上

頂上付近から遠望。
さすがに年月の経過を感じる・・


上部

上部に出たが何もないブッシュだった。
埋まったのか、埋められたのか。


シューターの並ぶ部分を歩く。

シューター

鉱石のシューターが並んでいる
相変わらず蕗が多い。


ホッパー

長く続くホッパー。
かつては盛大ににぎわっていたのだろう。







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