黒い丘
茶志内の奈井江川に沿って、
かつては3箇所の炭鉱があった。
今回はその最奥の炭鉱跡だ。
「茶志内炭山郵便局」跡。
芦別や砂川も「炭山」と云う地名があったが、
このように残存しているのは珍しい。
道々529を遡る。
この道はかつての「RallyJAPAN 2010」で、
SS20/23に指定された「NAEKAWA」だ。
森に還る小屋がある。
炭鉱関連かどうかは不明。
付近には植林された平場が多い。
しかし目立った遺構は見られない。
廃校跡の碑があった。
「東奈井江小学校」「東奈井江中学校」跡だ。
養蜂の箱が置いてある
現役の貯炭場があった。
黒い石炭は山積みされている。
塊を砕く施設だろうか。
モーターと架台で構成されている。
腐食したゲート跡のような遺構がある。
いよいよ廃坑跡か。
狩猟禁止ののぼりの手前に、
埋もれた配管がある。
対岸の斜面には、
炭塊の露頭が見える。
太い層で帯を成している。
地面には石炭が落ちている。
結構大きな塊もある。
土手にはRCの遺構がある。
坑口では無いようだが。
確信の持てる目立った遺構は発見できなかった。
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