滝口炭鉱 炭山郵便局と廃祉 探検: 北の細道 滝口炭鉱

滝口炭鉱で炭塊の露頭を見る




北海道奈井江町

鉱山の開発に於いて、事業用水や鉱員社宅等の上下水道の確保は重要な課題である。
山間の炭鉱において、奥地に居住地域を設けすぎたため、
その上流で河川をダムアップし用水を確保したり、それでは足らずに、
数キロ隔てた下流からポンプアップする場合もあり得る。

地形的に下流から上流へ逆送することは非効率であるが、
本坑においては、そのようなマイナス要素はなかったようだ。

人工1人当たりの配水必要量は0.3立平とされ、これに事業用水を確保し、
付帯事業であるコークス工場や発電所の計画を考慮し、取水計画が立てられる。


昭和48年に閉山してから約40年。
当時は36戸の炭住や学校、鉱員社宅もあった。
付近には中小炭鉱が林立していたが、
今となってはなかなか遺構も見つからない。

今回は露天堀の現役鉱山近くの探索だ。
今でも尚、細々と採掘は続けられている。








貯炭場・廃校・露頭・・・





貯炭場
( ̄u ̄;)貯炭場



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