森に還る坑口群




石狩平野北部から奈井江方面を見下ろす。
こちらの展望台は施設が充実しているのに、
いつも閑散としている。 奈井江町

かつての炭鉱街の風景である。
公園などもあった。
今はもう、これら諸設備は解体されてしまった。 炭住



昭和42年に閉山した後、付近はダムの建設予定も持ち上がり、
水没の可能性もあったがダム計画が頓挫した今、
町にはひっそりと慰霊碑が残る。 慰霊碑


最盛期には奈井江駅から炭山まで10kmを、
私鉄の運炭線が走っていた。
温泉近くにもプレートガーター橋とアーチが残存する。 砂川鉱業所奈井江専用鉄道

向ヶ丘の山中に、
朽ち果てたゲートがある。 ゲート

藪が酷いが、入構してみよう。
ここは非常に怪しい。 レイル

少し登ると広大な空き地がある。
かつては大きな施設があったようだ。 荒れ地

更に奥の山中に何かがある。
人工物の遺構のようだ。 遺構

遺構に接近する。
ホッパーだ!炭鉱遺跡で間違いない。


ホッパーの劣化は激しくなく、
コンクリートも剥がれ落ちてはいない。 ホッパー跡

付近には基礎のような遺構もある。
さらに付近を探索する。 基台

人工的な水槽。
かなり深い。
まだまだ遺構は続く。 池

鉄筋コンクリートの破片が横たわる。
巨大なホッパーが解体されたのかもしれない。 RC

広大な敷地内には、
コンクリート壁が整然と置かれている。 コンクリート群

治山された炭鉱跡。
辛うじての遺構が残る。 炭鉱跡






向ヶ丘・桜ヶ丘・白山を越えて、貯炭場から奈江沢方面へ進む。
道は硬く締まったダートとなり、
専用線の橋梁や築提も同行する。 ダート

東奈井江駅跡付近からは歩いての探索だ。
あちこちに広大な敷地がある。
付近数キロに人の気配は無い。

東奈井江駅跡には何も無く、
広大な敷地が広がっているだけだ。
旧地形図だけが駅の存在を語る。 東奈井江駅跡

少し奥へ進むと、
何か看板がある。 ポート


「白山ヘリポート」
こんなところに??
災害対策なのか、しかもどこがヘリポートなのかわからない。 ヘリポート



怪しい小道を進む。
相変わらず大きな空き地が続く。 炭鉱跡

奥には鹿の「ヌタ場」があり、
獣の臭いが酷い。 ヌタ場


更に奥を目指す。
付近が貯炭場なら、採炭場所はもっと上流だ。 探索


道には石炭の炭塊が落ちている。
やはりこの付近に、
かつての炭鉱施設があったのだ。 炭塊

河床にはパイプが横たわる。
いよいよ近い。 パイプ


山中にに何か遺構が見える。
藪が激しいが進んでみよう。 遺構

そこには坑口が現れた。
閉ざされてはいるが、巨大な遺構だ。 坑口

激藪を掻き分けて、
廃祉に接近する。 激藪

意匠は無いが、
奈井江坑で間違いない。 坑口

付近には他の遺構もある。
軌道の基礎だろうか・・・。 コンクリート廃祉

山中を這う、
100A程度の配管を追って、
藪漕ぎをして進むと 配管

別の坑口が現れた。
こちらは配管が吐出しており、
歴史が感じられる。 坑口

完全密閉されているが、
足元からは澄んだ水が湧沸している。
「石狩炭鉱」と呼ばれていた時代の坑だろうか。 廃坑

沈殿池らしき池の対岸にも、
レンガ製の遺構がある。
突然エゾジカが池を渡った。 池

再び駅跡まで林道を歩いて、
戻った。
45年以上が経過した坑口たちを発見できた。 林道

(※本文内に配慮に欠けた記載がありましたことを訂正しお詫び申し上げます)





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廃祉
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