太い複線坑から右へ、
レイルは伴わずに分岐する。
これは坑道と言うより、工業的な設備だ。
ここから更に右、つまり入り口方向に分岐がある。
方向感覚を失いそうになる。
この分岐坑は150mほどで行き止まる。
ここは大型の資材室だろうか。
もとの分岐坑に戻り50mほど進むと、
奥に岩石の露出していない空間が見えた。
この空間はどうやら巻き上げ機室のようだ。
幌内炭鉱の斜坑脇の施設に酷似している。
振り返ると今来た坑道の上に斜坑がある。
上下2段の坑道分岐だ。
斜坑には階段らしき登り口がある。
上まで続いているがとても登れない。
この異空間はすごい。
地底の奥400m以上とは・・・。
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