北菱香取炭鉱跡 風洞 探検: 北の細道 北菱香取炭鉱

北菱香取炭鉱でトロッコのアクスルを見つける




北海道夕張市

  大夕張の南部地区は明治31年頃から開発されたが、
当初は地形が厳しく輸送困難なことから開発に至らなかった。
明治40年に馬車鉄道が完成し、44年には専用鉄道が開設された。

当時は引馬やエンドレスによって坑口から選炭場へ原炭を運搬し、
塊炭と粉炭に分離させたものを馬鉄で清水沢まで輸送した。

当時はどさんこ馬とよばれる和種を使い、
トロリーを5両連結して索引したが、
下り勾配の加速とその惰力によって登り勾配を登れるように、
波が連続するような形で路盤が造られていた。

香取坑は昭和27年開坑、鹿島ノ沢坑や付近に斜坑も開発されたが、
昭和37年には整理促進を理由に閉山を迎える。

付近の大資本、大夕張炭鉱の最盛期在籍人員が1859名に対して、
本坑は23名、年間生産量は0.01%。
小炭鉱であったが、現地の遺構は巨大で味のあるものばかりだった










トロッコ・風洞・重溝桁橋・・・


トロッコ
( ̄u ̄;)トロッコ



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