広大な敷地
いきなりコンクリートの遺構が現れた。
河川敷といってもおかしくない、川沿いだ。
斜面に転がる廃墟に向かって、
川から離れる。
しばらく登ると、選炭施設の廃墟が現れる。
急だが斜面を登ってみよう。
見たことの無い意匠だ。
シューターに屋根が付いていたのだろうか。
少し登ると
さらに斜面上にも廃墟が横たわる。
珍しい廃墟だ。
奥へ歩くとズリ山が見えた。
いつまでも植生が戻らない。
ズリ山から
鉱水を導くコルゲートチューブがある。
ズリ山に向かって登る。
広大な炭鉱跡地だ。
緑の水を蓄える大きな遺構がある。
廃墟の点在する間隔も広い。
斜面上にはホッパーのような遺構が現れた。
川からすでに100m以上は登っている。
斜面から生えるレイル。
トロッコもきっとあったのだろう。
少し色合いの違う遺構が現れた。
砕石関係のようだ。
時代の違う施設だ。
鉱石の関連では違いない。
すでに川は眼下だ。
ここから下るのもゆるくない。
ズリ山と河川に囲まれた三日月湖が見えた。
これは珍しい。
付近は融水で流れが多い。
どこも川のようになっている。
今度は河川敷に向かって下る。
付近にも遺構は続く。
腐食した手すりと土手。
もう必要は少ない。
河川内にも遺構は残る。
もはや用途もわからない。
あちこちにズリ山が残存する。
索道跡は見えない。
広大な敷地の炭鉱跡。
全容は見えない。
危ないトラップもある。
深い凍った池だ。
森の奥に大きな遺構が見えた。
奥へ進んでみよう。
ホッパーの跡だろうか。
付近では大きな施設だ。
排気塔のような遺構もある。
多分地下に空間があるのだろう