恐怖の廃橋
山中に向かって林道を登る。
ゲートがあり一般車両は進入できない。
遠幌加別川の水量は、
雪解けのためか非常に多い。
しばらく登ると、RCの廃墟が現れる。
シックナーのようにも見える。
これは浄水場跡だ。
かなり破壊されている。
少し登ると
タンクの基台のようなものもある。
珍しい廃墟だ。
2kmほど歩くと、
沢沿いにコンクリートの遺構が現れた。
川向こうに
何やら廃祉が見える。
廃祉を越えて下ると、
山型鋼の橋らしきものが見える。
ダムのそばの施設は取水塔かポンプ室のようだ。
結局は廃橋を渡らなければ到達できない。
橋梁は堰の真上にあり、
水面からの高さは6m前後、水流は激しい。
H鋼と等辺山型鋼が組み合わされたトラス構で、
腐食はしているが、しっかりしている。
さぁ、渡ってみよう!
非常に危険。下を見たくないが、見ないと渡れない。
苦労して廃橋を渡り、
取水塔の廃祉に近づいた。
窓の鉄格子が解らないが、
やはりポンプ施設で間違いない。
建物の周りには配管が巡っている。
よく残ったものだ。
山の手には不思議な荒地が残る。
炭鉱の中心部に近い。