遠幌炭鉱跡 探検: 北の細道

遠幌炭鉱で廃橋を渡る




北海道夕張市

立坑あるいは竪抗とは一定の断面をもって、比較的深く垂直に掘削されたものを言う。
その形状は目的や地理的条件により決定されるが、
その深さ・形は技術上の制限を受ける。
現在、世界の坑口深度は最大2,000m以上とされるが、
これは特殊なケースでドイツの立坑で最大深度1,400m、平均769mとされる。

坑内深度が1,000m以上になると地熱により坑内気温が上昇し、
鉱石採掘の作業性は極度に低下する。
炭鉱採掘の盛んな昭和37年当時で、長崎県高島炭鉱の975mが国内最高規模であった。

直径については排気立坑ならその通気量確保、
運搬が目的ならケージやスキップを十分昇降させられるスペックが必要となる。
しかしながら直径7.5m以上の大きさは建設が非常に困難となる。


昭和19年に開坑した本炭鉱は、
一連の大夕張・清水沢地区の一坑として、
昭和44年に閉山するまで、
通洞を持ち、大夕張鉄道の遠幌駅も栄えたらしい。

今回は雪解けの時期に、
アイヌねぎの香りのする、
炭鉱跡を探索する。






坑口・廃橋・保育園跡・・・





トロッコ
( ̄u ̄;)グランビー



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