釜谷鉱山鉱山 レイル 探検: 北の細道 釜谷鉱山

釜谷鉱山でひたすら藪を漕ぐ




北海道壮瞥町

  昭和16,7年頃に大徳鉱山として赤鉄鋼を上層部だけ採掘していたが、
その後、放棄された鉱区を再採掘し昭和25年頃より硫化鉄を産出した。
個人が自己の体験から3年間の地下探鉱を試みて、
昭和27年には事業として鉱産に至った。

当時は硫化鉄鋼を増産し、十万tで時価一千万円と称せられ、
電気削岩機を用いた高能率の事業を行っていた。

坑道の最深部は400m、本鉱区と中ノ沢鉱区に別れ、第一坑道〜第六坑道が掘進された。
品位も良好で一時は全国一と言われ、従業員も70名に及んだ。
しかしながら輸入硫化鉄に比し、価格面で採算上競争できずに昭和46年4月、閉山を迎える。



鉱床図では街から近いものの、林道からは道が無く、
1970年代の航空写真でも鉱山道路は見えない。


はたして無事鉱山跡に到達できるのだろうか。
実は春に一度撤退し、再アタックなのだが、
かなり自信のない探索となった。






レイル・坑口・激藪・・・


廃祉跡
( ̄u ̄;)廃祉跡



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