豊里炭鉱跡 探検: 北の細道

豊里炭鉱で塞がれた坑口を見る




北海道赤平市

坑口はその使用目的に応じて将来種々の設備が追加できるように建設される。
坑口から10m程度はセメントや煉瓦などの耐火材料で覆われ、
坑口が入気側の場合は、坑外火災の余波を受けないように、鋼製扉を構築するのが一般的だ。

万一の場合に備えて、非常用脱出坑道を設ける必要もあるし、
立坑のみからの通気量不足の場合は、入気補助坑道としても使用できる。

排気立坑では別に扇風機風洞を設ける必要があるので、
坑口の建設は複雑なものになる。

道内の炭鉱の場合は、冬季間の坑口凍結を防止するために、
坑口暖房設備を追加することとなり、
さらに構造も複雑となり、竪抗の建設に先行並行して建設される必要がある。


赤平地内炭山のうち、茂尻・住友赤平・赤間各坑
とともに大手四炭鉱として本坑はかつて栄えた。
昭和42年3月末に閉山するまで、
その経営は、けして安定したものでは無かった。

今回は赤平中心部から西に外れた、
小炭鉱跡を訪ね、
かつての盛衰を感じたいと思う。






ホッパー・坑口・雪解け・・・





ホッパー
( ̄u ̄;)ホッパー跡



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