巨大氷筍


産業道路の掘削中に鉱染状硫黄が発見され、
登別、幌別鉱山付近で坑道探査が行われた。

褐鉄鉱床として栄えた本鉱山は、
昭和26年当時は、稼行対象となっている。



100年の歴史を持つ登別・カルルス温泉は、
日本屈指の名湯と言われ、
湯治を含め、全国から観光客が来道する。
赤鬼

林道゙ 積雪の山道を歩く。
真冬はスノーシューでの歩行となるが、
少し緩んだ冬の終わりはつぼ足で歩く。



森 車両の駐車場所から片道1.5〜2時間の歩行となる。
雪原には先客の足跡が残る。



積雪

所々は積雪が深く、
登山靴に雪が纏わりつく。
歩いているとだんだん暖かくなってくる。


中間地点

ようやく「中間地点」まで来た。
やっと半分か・・・と思ってしまう。


新雪

ここからは踏み跡のない新雪だ。

ここ数日の入山者は無いようだ。

クレパス

深いクレパスもある。
沢らしき部分を渡るときは要注意だ。

さらに数十分登ると、

洞窟

少し下った谷間に、突然現れた洞窟。
巨大な氷柱がびっしりだ。



荒い岩盤から垂れ下がるつらら。
この時期しか見られない光景だ。


坑道

洞窟のようにしか見えないが、
赤い岩肌は紛れも無く人口の坑道だ。



近づいてみる。

坑口

背丈より遥かに大きい氷柱たち。
なんとか折らずに奥へ進む。


氷筍

いよいよ現れた、下から成形する氷筍。
折り重なるように何本も立っている。


鉱山跡

上からの氷柱と下からの氷筍が折り重なる光景。
太く育っている。



坑口

坑口付近は少し小さな氷筍となる。
微妙な気温で自然が作り出す風景だ。







カルルス鉱山へ

トップページへ




氷筍
トップページへ