隆尾鉱山跡 精錬所 探検: 北の細道 隆尾鉱山

隆尾鉱山で小さな精錬所に遭遇する




北海道生田原町

  大正14年、発見探鉱の末、昭和4年まで採鉱したのち一時休山している。
その後、昭和7年に資本への売鉱に失敗したものの、再び5年間採鉱し休山となる。
本格的な採鉱に至ったのは、昭和13年以降で、これまでの施設を恒久的で近代的なものに、
改定していくことが最初の業務であった。

鉱山事務所や300人収容の社宅、分析所などが建設され、社員の奨励も優遇されたという。
北海道産金コンクールでは4kg/月の出鉱にて表彰を受け、道内3位の好成績を残したのもこの頃だ。

あまりに大きな鉱石が出た際には、坑口に厳重な格子が組まれ出入りが制限されたという。
ところが、ドル貿易の休止と昭和18年の金鉱整備令の余波を受けあえなく閉山となる。
金山と言えば大規模精錬所がつきものだが、今回は小さな発見となった。






精錬所・ズリ・廃墟・・・


精錬所
( ̄u ̄;)精錬所



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