芦別炭鉱跡 探検: 北の細道

芦別炭鉱で温泉に会う




北海道芦別市

立坑は新しく鉱区を開発する場合と、既設鉱区の深部開発とではその持つ意義が異なる。
新しい鉱区を開発する場合は、その鉱区の埋蔵量などを詳しく調査し、
その結果、斜坑に比較して立坑の優位性に意義があることが証明された場合に開削される。
それに比較して、浅部が既に開発済みの鉱区では「鉱区の若返り」や「通気改善」が主目的となる。

北海道の炭鉱は後者に属するものがほとんどで、これまで斜坑開発が進められ、
深部の稼行に行き詰った後、立坑建設と相成るのが通例である。
そのためには、斜坑での坑内構造から、竪抗の利点を生かせるように坑道改造が施されることが多い。


1914年(大正3年)に開抗された芦別鉱は
市街地を囲む「五山」で構成され、
1992年(平成4年)までと、比較的最近まで採炭されていた。
頼城の選炭施設は、かつて東洋一の規模と言われたが、
現在では更地となり、遺構も少ない。
積雪の中、スノーシュー頼りで探索した。




温泉、専用線、ホッパー跡・・・





芦別炭鉱
( ̄u ̄;)原炭ポケット



トップページへ