上流の無い滝


道南の渡島半島の付け根に位置する長万部町は人口が約6,000人。
カニ飯があまりにも有名だが、
のんびり駅弁を食べる暇も無く、
今回も山へ入る。



二股ラジウム温泉は改装後、本来の鄙びた秘湯ではなくなってしまったが、
今回は二股川に沿って道々を登っていく。
二股

二股ラジウム温泉゛ 二股ラジウム温泉との分岐を長万部岳方向に登る。
途中には大規模な土砂崩れがあり、工事中であった。


廃墟゛ 途中には保養温泉のような廃墟がある。
時間があれば探検してみたい。




長万部岳方向はまだ林道であるが、
二股鉱山方向は轍も無く、廃道に近づきつつある。


林道

轍が少ない林道を遡る。

朝露でしっとりと道は濡れている。

ゲート

立派なゲートは施錠され、
車両はこれ以上は入れない。
入れたたとしてもやがて、車両は走行できなくなる。


ハイカー

ここからは徒歩で上流を目指す。

地形図上の距離は約2km。

足元は一気に濡れてしまった。

二股川

二股川は勢いよく流れている。
河床は少し赤い色をしている。

長万部岳の登山道と違い、

登山

やはり棄てられた道の気配がある。
すこしづつ高度を稼いでいる。

倒木が激しくなってきた。

倒木

跨ぐたびに体力を奪われる。
何箇所も倒木がある。



がけ崩れ

二股川との交差で、路面が大きく欠落している。
倒木もあり渡渉を行う。


川を渡る。

渡渉

目的地があるからこそ、
こんな場所も乗り越えられる。


九十九折れ

川から離れて谷間を登っていると、

道は九十九折れとなり、蛇行を繰り返す。

沢は赤くなった。

沢

二股川にそそぐ支流に沿ってさらに登る。


土砂崩れ

いよいよ土砂崩れが発生し、完全廃道となった。
もう少しで現場なのでなんとか乗り超えたい。



なんとか土砂崩れを克服し、
さらに上部へ進む。
沢の音がなぜか大きくなる。


いよいよ道が無くなった。

完全廃道

沢の音がいよいよ大きくなり、
しかし奥が見えない。


タイヤ

なぜかこんな山中にタイヤが落ちている。
最近のものではなさそうだ。


廃道

辛うじて道がわかる。
1時間以上の徒歩で、GPS上では現場に到着している。
この大きな沢の音は何なのか。




滝

道は滝に突き当たった。
突然滝のほとんど上部に、である。






ものすごい勢いと角度の滝。


枡

足元にはコンクリートの雨水枡がある。
人工的な構造物と滝・・・。


構造物

やはり何かの施設だ。
滝の周囲が工業設備であることがわかった。

坑口

坑口だ!
滝の噴出口自体が閉ざされた坑口なのだ。
滝の正体はは坑口から吹き出す鉱水だった。

坑道

滝の、つまり坑口の直上に立つ。
坑口から吹き出す、上流の見えない滝。

これは非常に珍しいと思う。
何度も滝を見た後、再び廃道を1時間掛けて下山した。



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鉱山滝
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