精錬所のピークへ


ブナの北限である黒松内町であるが、気候の変化と温暖化などにより、
北限の地域も変化している。
かつては函館が北限であり、
数千年の時を経て、現在の歌才まで北上した。



黒松内付近は鉱山密度(?)が高い。
大栄、長万部、寿都、大玖、二股そして今回紹介する大金鉱山。
金山の大規模精錬を覗いてみよう。 黒松内

幌別゙ 国道から金が沢川に沿って山に入る。
牧場地帯は舗装され、直線が続く。


グラベル゙ 幌別の山々が近づくと、道はダートとなる。
牧場の切れ目から山へ入る。




鉱山に向いた道は、急激に激藪となる。
綺麗な車なら入るのを躊躇うだろう。


林道

激藪が晴れると、、

締まった白い道となり、ここからは歩いて探索する。

廃坑

少し歩くと左手に何か見えてきた。
森の中に突然現れる。


廃墟

精錬所の廃墟に到着した。

結構高くまで、積み重なっている。

石垣も重厚。

精錬所

精錬所は神殿のようだ。
但し、赤い蟻が多い。
全体が蟻塚のようだ。

石垣も十分残存し、

ホッパー

ホッパーらしき跡もある。
ピークを目指してみよう。

穴も開いている。

穴

石垣から生える木々に、
年月を感じる。



光

光がホッパーに差し込む。
頂上の景色はどんなのだろう。

中段

少し登り、下を見てみた。
石垣は数段ある。

どこでも登坂できるわけではない。

探索

登れる場所を探して、
右往左往する。


穴

突然の穴もある。

単独行なので十分注意して登る。

穴に潜って見る。

轍

特に何も無く、すぐに行き止まるただの穴であった。


石垣

石垣は急で、登れないところが多い。
脆く見えるが、意外と崩れない。



石垣をよじ登る。
砂が崩れ、蟻が這い登ってくる。
頂上への興味が勝ち、どんどん登る。


中段付近まで来た。

廃墟

建設したことにも、残存したことにも、
感慨を覚える。


精錬

精錬所の中心部にまで来た。
棄てられた廃墟の幽愁がある。


基台

何かの基台がある。索道だろうか。
いくらか高度を稼いだので、
山が近く見える。


遺跡

いよいよ遺跡の頂上に向かう。
上部のほうが損傷は少ない。


下部坑

下を望む。
登ってきた遺跡の全容が望める。






石垣も設備もここにあり続けている。


山

頂上からは、隣の山が下に見える。
7段?なのか8段なのか・・・。


沈殿槽

苦労して再び下った。
下には沈殿槽があり、カエルの卵がある。

精錬廃墟 border=

再び廃墟を見上げる。
あのピークへ登りきった。
元山方向の沢へ下ると、鋼管やRCの架台が少しあった。

風車

風車を見つつ、
神殿から下界へ降りた。



大金鉱山へ

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神殿
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