日向鉱山跡 探検: 北の細道 日向鉱山

日向鉱山の搗鉱機を超える



栃木県日光市

  搗鉱機(とうこうき)とは繰り返し鉱石を叩くことで粉砕する、衝撃を用いた破砕機である。

搗鉱機

型枠内で垂直に保持された鋼製シャフト(杵)を、
回転により上下動するカムにより連続的に上昇/落下を繰り返すことで、
下部の臼部分に置いた鉱石を杵で突き粉砕する。

スタンプミル

正に水車小屋内部の機構であり、その型枠と破砕棒は『スタンプ』と呼ばれる。


数ある金属の中でも、鉄に次いで幅広い用途となるのが銅だ。
高い導電率、優れた熱伝導性、抗菌作用などの特性を持ちその活用範囲は広域にわたる。

その中で日本三大銅山とは足尾銅山(栃木県)・日立銅山(茨城県)・別子銅山(愛媛県)となる。

(足尾銅山)
慶長15年(1610年)に発見
1610年から1759年の間に121,794t の銅を産出
昭和48年(1973)2月採鉱部門は中止、精錬のみ施工
足尾鉱山

(日立銅山)
天正年間(1573〜1592年)に発見、昭和56年(1981)9月、閉山
開山以来の粗鉱量は 3000万t
鉱害問題対策として、世界一の大煙突を建設

(別子銅山)
元禄4年(1691)から採掘
昭和37年(1962)には全長 4455mに及ぶ大斜坑を完成
1691年から1867年の間に98,341tの銅を産出
昭和48年(1973)、全山閉山
別子銅山


日向(ひなた)鉱山は昭和31年(1956)当時で銅と銀を採掘した鉱床で、
品位はCu平均1.5%、時に4〜10%、Ag20〜50g/t、
従業員は26名、日向産業(株)が稼行していた。


今回は栃木県日光の山奥、往復11qのアクセスとなる。
道も決壊し、崖をはつることも予想される単独行。
終日かけての廃坑アタックへ、気を引き締めて入山する。

トロンメル、ニッセン型臼、スタンプミル・・・




坑口
坑口





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