奥戸鉱山跡 探検: 北の細道 奥戸鉱山跡 

奥戸鉱山跡の細いレール

青森県大間町

 通商産業省 昭和46年度鉱山名簿、昭和46年本邦鉱業の趨勢、
日本石炭協会資料などを見ると、
昭和45年(1970)12月31日現在の日本の鉱山数は約1,440である。
このうち従業員50人以上の鉱山は292で、その種類別内訳は金属類92、非金属類126、
石炭59、石油・ガス15である。

金属類と石炭の鉱山は比較的大規模で、非金属類と石油・ガスの鉱山は小規模のものが多い。
昭和46年(1971)の請負と臨時従事者をふくむ鉱業従事者は12.0万人で、
その業種別内訳と全体に占める割合は金属鉱業2.9万人(24%)、石炭・亜炭鉱業6.0万人(50%)、
原油・天然ガス鉱業0.4万人(3%)、非金属鉱業2.7万人(23%)である。

鉱山と鉱業従事者は1960年以降急激に減少し、
1971年の鉱業従事者数は1962年の37%になった。

とくに石炭・亜炭鉱業の従事者は著しく減少し、
1962〜1971年の10年間に約4分の1となった。


本坑は銅と硫化鉄を産出した鉱山であるが、詳細は不明だ。
沢の最上流域にある、鉱床の記載された古地図。
これだけを頼りに細流を遡ってみよう。


レール・石垣・沢登り・・・




レール
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