輝州鉱山跡  探検: 北の細道 輝州鉱山

輝州鉱山で水銀の沢を歩く




北海道西興部村

  当初は金・銀・銅の鉱床を探索中に、
昭和16年、水銀鉱床として発見、開坑された。
昭和20年まで探鉱され、その間600t(Hg0.5〜0.7%)を採掘。
戦後から昭和36年の閉山まで、改良レトルト式炉にて精製水銀を生産した。



水銀は常温で液体である唯一の金属で、きわめて特異である。
温度計や圧力計に用いられ、辰砂(硫化水銀)を空気中で600〜700℃に加熱し、
出てくる蒸気を管に導いて水で冷却すると得られる。

一時はでは電池や農薬にも用いられたが、
現在ではその中毒性から厳重な管理が必要とされている。

鉱床図では6号坑までが記載されているが、 
山中の水銀鉱床は得てして、小規模でその痕跡は少ない。
今回も実は大規模な遺構は発見できなかった。
しかし、鉱山跡のデーターベースとして、
探索の状況をレポートする。



水銀・沢登り・埋没跡・・・


3号坑
( ̄u ̄;)3号坑



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