Cl鉱山跡  探検: 北の細道 Cl鉱山跡

Cl鉱山跡で氷漬けのローディングシュートを見る




北海道某所

   鉱山で鉱石を営業的に採掘する場合、国の許可が必要な鉱物は、
金鉱・銀鉱・銅鉱・鉛鉱・亜鉛鉱・鉄鋼・石炭・石油など41種類がある。

これら鉱物を採掘するためには、『鉱業権』というものが必要である。
『鉱業権』というのは国が認可して、鉱物を採掘することができる許可のことである。

一般に『鉱業権』を得るためには、鉱床の位置や面積、
採掘対象鉱物の名称を書いた図面と書類を、
該当地区の通商産業局に出願することが必要である。

通商産業局では提出された書類を精査して、その地域に過去の出願者がいないか確認の上、
許可証を与え、公式の帳簿に登録する。これがすなわち『鉱業権』で、
その登録された一定の土地を『鉱区』と呼ぶ。

鉱区届 鉱区出願書

鉱区の境界線は直線と定められ、地表の境界線は地下鉛直方向にまっすぐ伸びる。
つまり、鉱区は鉱床/地形/土地との境界と一致しないことがあり、
各鉱区にはそれぞれ番号が割り振りされる。

『鉱業権』は『試掘権』と『採掘権』に分離され、
『試掘権』は調査の権利であり、『採掘権』は本格的に採掘可能な権利である。
北海道石狩国〜町採掘鉱区84号などと『鉱業権』を所持すれば、
その鉱区内では対象鉱物を独占的に採掘することができる。


今回探索した鉱山跡は山中深く、
アクセスにはかなりの危険が伴うため、場所については伏せさせていただく。


鉱山事務所の廃祉の奥に存在したベルト坑道。
はたしてその奥の風景は・・・。





氷筍・ベルトコンベヤー・折り鶴・・・



prayfor3104
( ̄u ̄;)氷結





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