T炭鉱跡  探検: 北の細道 T炭鉱

T炭鉱でベルト斜坑に潜る

北海道某所

   坑道において問題となる地中ガスとしてはメタン(CH4)などの可燃性ガスの他に、
炭酸ガス(CO2)、硫化水素(H2S)などがある。

可燃性ガスが坑内に充満した場合は、引火により火災を引き起こし、
ガス特有の 「ある濃度値」メタンの場合は5〜15% にある場合は
坑内爆発という最悪の事態に陥る危険性がある。


一方、硫化水素・酸欠ガスなどは高濃度の場合、 吸引すると死亡に至る恐れがある。

メタンガスの成因は還元性地層中で有機物がバクテリアによって分解される際に、
生成すると言われている。
つまり、酸素を含んだ雨水が地下に浸透して、
地表付近で有機物(腐った木や草)が 「好気分解」酸性の中で腐敗分解活動 され、この時酸素を使い果たし、
酸素ガスをほとんど含まない地下水が生成される。

無酸素水の浸透する深部では 「嫌気分解」還元性の中で腐敗分解活動 がなされ、その際、嫌気性細菌による分解を経てガスが発生する。
これが堆積岩中に存在するメタンガスである。


坑道最奥の石炭を掘削する場所は「切羽」と呼ばれ、
坑外の石炭を集積する場所を「ポケット」と呼ぶ。
この切羽から坑口までの坑道間にて、石炭を運び出す作業は元来、
『スラ箱』『トロッコ』と呼ばれる軌道上の運搬機器が用いられてきたが、
戦後復興期以降は運搬の効率化を図るため、ベルトコンベヤーによる運搬が主流となってきた。

ベルトコンベヤーとはゴム・布・金網等のベルトの両端をつなぎ合わせ
エンドレスとしたものを、 2つの車に掛けて循環させる装置だ。

ベルトは電動機や発動機で運転され、長いものでは2,000mを超えるものもある。
今回は炭鉱跡地探索のさなか、あるベルト斜坑に潜る。
密閉されている坑口の脇坑からの入坑で、非常に危険が伴うため場所については伏せさせていただく。
山中の大規模坑道を歩いてみよう。






アイドラー・地底滝・地底湖・・・



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坑道





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